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前近代ヨーロッパのユダヤ人の迫害・差別について
ユダヤ人・ユダヤ教徒について調べています。 前近代ヨーロッパでユダヤ教徒が迫害、差別されていたことの詳細を知りたいです。 (1)職業 (2)居住 (3)宗教的妄信による迫害 についての詳細を特に教えてほしいです。 よろしくお願いします((+_+))
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一点補足です。 「宗教的妄信」としていますが、近代以前のヨーロッパまたは世界において、宗教は「妄信」ではなく、「信仰」でした。現在の基準から見れば、それが「妄信」であったとされているだけです。 また、宗教による迫害は必ずしもユダヤ教だけを対象としていたわけではなく、キリスト者同士の間でも見られた現象です。異端審問は苛烈かつ場合によっては思い込みで対象者を焚刑に処していることも多いですし、ルターをはじめとする宗教改革とその結果としてのプロテスタントとカトリックの間ではサンバルテルミの虐殺をはじめ、三十年戦争、百年戦争にまで発展する確執ができました。 ユダヤ教徒が宗教的に迫害の対象になったことは事実ですが、それだけではないので注意しましょう。
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「なんじらユダヤ人たちよ! なんじらは悪魔の子であり、悪魔の欲望を遂行しようとしている。 なんじの父ははじめから人殺しである。いかなる真実ももっていない。つねに自発的に嘘をいう。彼は虚偽者であり、虚偽者の父である!」 竹山道雄氏の「人間について」に紹介された新約聖書ヨハネ伝に記されたイエスの言葉です。ユダヤ人虐待の心理はは聖書により再生産されています。必ずしも妄信といえるわけではありません。 聖書の言葉を、撤回できるのは教会でしょうが、読者もユダヤ人の歴史に通暁して、上記の言葉を歴史的なものとして受け取る判断が必要です。 私もNo1の回答者が勧めておられるポール・ジョンソンの著書がわかりやすいとおもいます。
- tknaka
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ポール・ジョンソンの「ユダヤ人の歴史」三巻本が通史として一番まとまっているでしょう。 第一巻(古代・中世編) http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4198925321.html 第二巻(近世編) http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/419892533X.html 第三巻(現代編) 必要があれば… http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4198925348.html