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葡萄のひと房に付く粒の数を予想するには、どんな条件が必要でしょうか
いくらかの回答例を挙げます。必ずしも従う必要はないですが、もし該当する場合はその表示をしていただくだけでも結構です。でも、できれば表題の疑問に答えを見つけたいと思っていますので、どうかよろしくお願いします。 (1)あなたが宗教家だったら: 「生命の神秘。それは、付いてみるまで予測不可能」 (2)あなたが気象予報士だったら: 「速報での発表後も、北部、東部地方では前線の影響を受けて予想に比べて晴天が持続せず、また下旬には南部地方で前線による大雨が発生したことなどから、この前線の影響が解消した後の天候が影響すると判断した。例年よりも『少なめ』と予想する」 (3)あなたが哲学者だったら: 「粒の実存はアプリオリに定まるものではなく『房を形成するもの』と認識することによって、物自体があくまで後験的に具象化するに過ぎない――と言表するのもまた認識の形態であるのだから、人間と独立な《野生の思考》であると考えることは可能である。すなわち、予想は可能」 (4)あなたが詩人だったら: 「敬虔なる眼差しで永遠なる織女の傑作を見よ。足をひとたび踏めば千の糸が動き、左へ右へ杼が飛び、糸と糸とが出会い流れる。ひとたび筬を打てば千の織り目が詰められる。織女はそれを物乞いして集めたのではない。彼女は経糸を太古の昔から機に張っていた永遠の巨匠が横糸を安んじて投げることができるようにと――わたしは葡萄として生き、そして粒に返る」 (5)あなたが天文学者だったら: 「一般相対性理論によれば光も重力の影響を受けるので、光さえも出てくることができません。すなわち、葡萄が『黒く見える』のはこのためです。理論的にはその存在が予測されていましたが、強力なX線を放射する天体によって、太陽のおよそ30倍の重さの大きな熱い青い星が引っ張られているのが観測されました。本件の予想のためには新たなる電波望遠鏡――うんぬん」 (6)あなたが物理学者だったら: (7)あなたが数学者だったら: カテゴリーの性格からすれば、(6)と(7)をお尋ねすることになるのでしょうね。
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お礼
再度のご回答ありがとうございます。 もしも栽培種が収穫の合理性を追求して改良されたものだとしたら、葡萄の粒が構成する立体にもその合理性が現れているということでしょうか。ひと粒が25gを超えるような大ぶりの葡萄では、空隙が大き過ぎ、かつ全体としては重量があり過ぎて一本の苗から収穫できる量は少なくなる。 完熟したデラウェアは、粒の形状が球形から多面体に変わり、房の表面を密実に覆うようになっています。空間を埋め尽くす粒の量は、ある数値に収束する――という表現は、言い方を変えれば、ケプラーの最小作用の原理を裏付けているようでもあり、空間充填率を高めることが収穫量を決定すると考えた生産農家の方々の知恵なのでしょう。 はて、では空間充填率を高めていった結果、葡萄の粒がいくつのときに最大になるかといった予想は、果たして立つものでしょうか。