死亡予測 8.000万人 高病原性インフル(H5N1型)のパンデミック(感染爆発)対策とは。
ブラジルの大予言者と言われているジュセリーノ氏は、「2011年 高病原性鳥インフルエンザが人間へ感染して8千万人が死亡。」と予言しています。
氏の予言とは別に 高病原性鳥インフルエンザは、現在 判明しているだけで、世界中で361人が感染し227人の方が亡くなっています。 致死率63パーセント。 2004年の流行では致死率60~70%と極めて毒性が強力に変異しています。 インドネシアでは、これまでに確定された患者129名中、105名が死亡しています。 致死率81パーセント。
疫学の専門家によると、遺伝子再集合によりウィルスが変異して 人から人の感染力が強化されて、日本で 高病原性鳥インフルエンザがパンデミック(大流行)した場合 ワクチンの備蓄が計画通り進行したと仮定して 感染者3000万人以上で、最大で60万人の方が死亡すると予想しています。
別の科学者による予測では、「もし汎流行がインフルエンザ(H5N1)ウイルスのヒト・ヒト感染伝播能獲得により開始された場合、数百万人が死亡し、経済は6~24カ月間停止状態に陥る可能性がある。」と悲観的に観測しています。
ウィルスが変異した場合 ワクチンが全く効果がない可能性もあるようです。
鳥インフルエンザウイルスに感染し、症状がみられた患者から見つかったH5N1亜型ウイルスが、その後の研究で抗インフルエンザウイルス薬のオセルタミビル(タミフル)への耐性を持っていたことが判明しています。
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「新型インフルエンザ対策行動計画」の概要について
新型インフルエンザは、10年から 40年の周期で出現し、世界的に大きな流行(パンデミック)を引き起こしてきている。
近年では、東南アジア等において、高病原性鳥インフルエンザがヒトに感染し、死亡例が報告されている。 また昨今では、ヨーロッパで高病原性鳥インフルエンザの発生が報告されるなど、その拡大が見られる状況であり、突然変異による、ヒトからヒトへ感染する新型インフルエンザの発生の危険性が高まっている。
このため、WHO世界インフルエンザ事前対策計画(2005年 5月)に準じて、我が国の「新型インフルエンザ対策行動計画」を策定し、迅速かつ確実な対策を講ずるものとする。
【日本の新型インフルエンザ対策行動計画】
【流行予測】 全人口 1億 2700万
【罹患】 3200万( 25%)
【外来】 1300万~2500万(1700万)
【入院】 53万~200万
【死亡】 17万~64万
【抗インフルエンザウイルス薬(タミフル)備蓄目標等】
【備蓄目標】 2,500万人分
【国・地方目標】 2,100万人分
【民間備蓄分】 400万人分
【新型ワクチンの確保目標等】
・新ワクチンの開発促進等
・現存する生産能力を最大限活用した新ワクチンの生産体制の確保
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【米国の抗インフルエンザウイルス薬(タミフル)備蓄目標等】
【備蓄目標】 8,100 万人
【国目標】 5,000 万人分
【地方目標】 3,100 万人分
【米国の新型ワクチンの確保目標等】
・ 2,000 万人分の新ワクチンの事前備蓄(2メーカーと既に契約締結)(1800億円)
・ 新ワクチン等の開発(960億円)
・ 組織培養を使ったワクチン製造法の開発(3300億円)
(1 ドル=120 円換算)
------ 「新型インフルエンザ対策行動計画」の概要について(厚生労働省)より引用
高病原性インフル(H5N1型(亜型を含む))のパンデミック(感染爆発)が起きた際の 感染患者の治療法 や 感染拡大対策の隔離法 を含めた 国家としての具体的な対応策 や 自分の身を守る具体的な方法を教えて下さい。
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