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物質が酸化して電子が出るのはなぜ?
有機物でも無機物でも、ものが酸化すると電子が出るといいます。 なぜですか? 素人にもわかるように説明して下さい。
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- Ichitsubo
- ベストアンサー率35% (479/1351)
私の読解力が足りなかったのでしょうか。 他の方も同じ解釈をされていますが、質問文からはなぜ電子が放出されるのか、という疑問には思えませんでしたので。単に「電子を放出する現象を酸化と呼ぶのは何故か」と言う質問にしか解釈できませんでした。 だから電子を放出することを酸化と呼ぶのは定義であるから理由など無いという共通した答えになるわけです。 物質によって、電子が不足(もっとあれば安定)であるとか、電子が過剰(減らした方が安定)であるとかの差があります。そのためであると考えられています。 ただしこれは解釈の一つの方法でしかありません。 現実問題観察してみると電子を放出したり受け取ったりしているわけです。自然の摂理というのは、摂理が先にあって現象があるのではなく、様々な現象の中から人が見つけ出したものに過ぎません。 (もちろんその自然の摂理を探っていくという姿勢は大事です)
#1、#2のお答え通り、 「電子を失ったことを酸化されたと呼ぶ」 「電子を受け取ったことを還元されたと呼ぶ」 これは「定義」なので、理由なんか無いのです。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
電子を失ったことを酸化されたと呼ぶのはわかります。 それでは物質はそもそも電子を放出しようとしていると言うことですか? 「定義」なので、理由なんか無いのです。 というのはおかしいです。 定義には理由があるはずです。
- toshiz00
- ベストアンサー率37% (20/54)
酸化とは、 物質が酸素と化合する反応です。 仮に銅と酸素の反応は以下のようになります。 2Cu + O2 → 2CuO ここで酸素原子を受けとって、酸化されたのは銅です。 では、電子についての式に変えてみます。 2Cu→2Cu+2 + 4e- O2 + 4e-→2O2- 銅と酸素が反応して、酸化銅(II)ができるとき、2モルの銅は4モルの電子を失って2価の銅イオンになっています。 銅は電子を失って酸化されたということになります。 各イオンの価数はオクテット則に沿っています。一般に周期律表を見れば後電子がどのくらいで希ガス元素と同じ電子数になるのか考えればよいと思います。
お礼
回答ありがとうございました。
- Ichitsubo
- ベストアンサー率35% (479/1351)
#1さんの通り、ある物質から電子が放出された(=別の物質に奪われた)とき、ある物質は酸化された(酸化した)と表現します。 ですので、「酸化すると電子が出るのは何故ですか?」という質問は言葉の定義への挑発ですね。 男と女が結婚すると、婚姻届が提出されます。 なぜですか? と置き換えてみてください。婚姻届が出されるから「結婚」というわけですね。 ちょっとずれたたとえですけれども。
お礼
電子を失ったことを酸化されたと呼ぶのはわかります。 この例えで言うなら、 なぜ結婚するのかを知りたいのです。 その自然の摂理は何ですか?
そもそも認識が間違っています。酸化すると電子が出るのではなく。電子が出ることが酸化されたことを意味しているんです。 つまり、物質Aが電子を出し、それを物質Bが受け取るような化学変化が酸化還元反応であり、その時にAは酸化されたことになりBは還元されたことになります。 なぜですかと言われても何を説明すれば良いのかわかりません。 物質には電子を出しやすいもの(酸化されやすいもの)と電子を受け取りやすいもの(還元されやすいもの)があり、それらの組み合わせで酸化還元反応が進むということです。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
電子を失ったことを酸化されたと呼ぶのはわかります。 それでは物質はそもそも電子を放出しようとしていると言うことですか? それはなぜですか?
お礼
回答ありがとうございました。 私の説明不足だったかもしれません。 物質は厳密にいえば安定しておらず、よって持っている電子は不安定。 そのため、他の物質と相対したとき、電子がより安定な方向に移動する。 それを持って酸化還元と呼ぶ。と解釈します。