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高田崇史の説
小説なのでどうか・・・とも思ったのですが。 ミステリー作家の高田崇史氏の説は、学術的にみて信憑性があるのでしょうか。 私個人としては、梅原猛氏や井沢元彦氏よりも説得力があるように思えるのですが。 また、小説家の説を論文の参考文献にすることは可能なのでしょうか。
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QEDとカンナ、それぞれ全巻読破しました。 カンナ3巻に「聖徳太子は蘇我入鹿等蘇我一族の偶像化である」との説があり、 奈良出身で素人考えながら長年疑問を持っていた私はその疑問の幾つかが氷解しました。 ・聖徳太子は皇族であり推古天皇を摂政としてサポートする能力があったにもかかわらず、天皇にならず推古天皇が異例の「史上初の女帝」になったのは何故か ・同じ仏教派の蘇我氏に聖徳太子と一族が抹殺されたのは何故か。神道派と仏教派が対立していたのならそんな内部抗争は無駄以外の何物でもない ・本来なら陵墓に葬られるのは皇族だけのはずなのに、石舞台が蘇我馬子の陵墓とされているのは何故か この説と意を同じくする本が見つかったので現在読破中です。 関裕二「聖徳太子は蘇我入鹿である」 http://www.amazon.co.jp/%E8%81%96%E5%BE%B3%E5%A4%AA%E5%AD%90%E3%81%AF%E8%98%87%E6%88%91%E5%85%A5%E9%B9%BF%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B-%E3%83%AF%E3%83%8B%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%96%A2-%E8%A3%95%E4%BA%8C/dp/4584391114 書籍を漁ると、同じ説を著した本(というか小説の元ネタ?)が幾つか見つかると思いますよ。 書籍名は忘れましたが、神社の配置と方角(冬至、夏至、春分秋分)に関する書籍も読んだ記憶があります。 小説そのものは参考文献に出来ないかも知れませんが、各小説の奥付を確認して参考文献を漁るのも手かと思います。
こんにちは。 高田崇史さんの小説、2,3読みました。 「六歌仙の暗号」とか面白かったです。 六歌仙は怨霊である、というのは正しいと思います。 また、和歌というものがかつては文学ではなく、 呪術であったという主張も全くそのとおりと思います。 学術的にみてどうか、というのはよくわかりませんが 「学者が言ってるから正しい」という考え方が正しくないことは確かですよね。 梅原猛さんや井沢元彦さんも歴史学者ではないですが 大きな影響を与えたことは確かと思います。 あと太田明さんの「百人一首の魔方陣」とか 織田正吉さんの「絢爛たる暗号」なども面白かったです。 素人の研究者の方が著した百人一首研究の論文ですが 目からウロコでした♪ himekomachiさんは高田さんのどの小説がお気に入りですか?
補足
石舞台古墳が陵墓だったというのは初めて聞きました。 っていうか 石舞台古墳は陵墓でしたっけ?