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生物の猛毒について

ご回答よろしくおねがいします。 フグ毒(テトロドトキシン)は食すとダメですが 傷口にすりこむと人間はどうなってしまうんでしょうか? また、逆にキングコブラなどの毒は傷口に入るとダメですが ソレを飲むとやはり死んでしまうんでしょうか? よろしくおねがいします。

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  • CTAB
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回答No.2

フグ毒は細胞膜に作用する毒なので、傷口から入っても当然効きます。むしろ経口摂取の数倍危機が良くなります。(致死率が強くなるという意味) 基本的に毒は口から入れるよりも体内に入れるほうが効きはいいです。口から入って体内に回りますから。 経口摂取のほうが症状が重いということはまずありません。 また皮膚接触だけならほとんど効きません。人間の皮膚はかなり優秀ですので、フグの毒液に浸してもかゆみや湿疹程度ですむくらい耐性があります。フグの調理師さんは手袋なんてしませんしね。 毒ヘビは種類が多いので、一概には言えませんが、大まかに分けるとマムシなどの出血毒(痛い系統。肉がとける)と、キングコブラなどの神経が麻痺してしまうフグ毒に似た症状の神経毒の2つがあります。 これは両方たんぱくなので、胃酸で壊れます。つまり飲んでもほとんど効きません。出血毒だと食堂や気管が少し危ない気もしますが、死ぬほどではないと思います。キングコブラなどの神経毒ならほとんど問題はないでしょう。 口内炎ができていれば効きますけどね。こちらについては参考URLをみるとわかりやすいと思います。 ちなみに毒を飲んで死ぬのは、胃に出血毒が作用して穴があくとか、気道の細胞が壊れて呼吸器系が出血するパターンがあります。よく聞く「吐血」は胃が壊れて胃や内臓方面から流れるどす黒い血、「喀血」は呼吸器系から出てくる真っ赤できれいな血で区別されます。

参考URL:
http://varanas.fc2web.com/venomoustop.htm
amur_tiger
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 >経口摂取の数倍危機が良くなります。 という事は青酸カリも同様に傷口にすりこむと 飲むよりも、より殺傷能力があるって事になるんですね。 生物の毒ではフグ毒の方がヘビの毒より 万能って事になるんでしょうか? 飲んでも胃液で破壊できるというのは意外でした。 傷口や目に入らない限り問題ないんですね。 マムシの毒とキングコブラの毒も種類が違うって事も 意外で回答いただく前までキングコブラの毒の方が強い だけで同じものだと思いました。 たしかタコはフグを食べても問題なかったような 記憶があるんですが、タコが毒蛇にかまれると どうなるのかなって思いました。 毒の種類が違うので噛まれるとダメかもしれませんが・・・

その他の回答 (1)

noname#194289
noname#194289
回答No.1

フグ毒の場合は傷といっても血管の傷からはいって毒素が全身にまわることが考えられます。すりこむ場合にはよほど濃度が高くないと致死量にならないのではないでしょうか。コブラの毒素はタンパクだと思いますがたんぱくは消化液(特に胃液の強酸性)で壊されるものもあると思います。しかしボツリヌス毒素のように口から入っても全く壊されずに毒作用を発揮するものもあります。

amur_tiger
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 コブラの毒がタンパクって初めて知りました。 ボツリヌス毒素も初耳です。 コブラの毒が胃液で破壊できると言うのにも 意外な感じでした。

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