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「少年」と「男の子」と「男子」のニュアンスの違い
感覚的な言葉のニュアンスについての質問です。 私見ですが、 例えば、江戸川乱歩の怪人二十面相シリーズの中で描かれる 「少年」という言葉の中には、(小林少年やポケット小僧など) 男から見てカッコいい(幼い)男児というニュアンスを感じます。 「少年よ大志を抱け!」の「少年」にも同様のニュアンスを感じます。 現在、そのようなニュアンスを持った「少年」が減り、 「男の子」「男子」という呼び方が増えたように感じます。 「男の子」はイノセントでカワイイ。 「男子」はエロくてちょっとおバカさん。 これらの言葉には、 そんな女性目線のニュアンスを感じます。 「少年よ、大志を抱け!」 「男の子でしょ、夢は大きくね!」 「男子だろ、がんばりなよ!」 これらは、ほとんど同じ意味ですが、 幼い男児を大人として扱おうというニュアンスが 下の二つにはありません。 「少年」という呼び方は 「男の子」や「男子」に、とって代わられたのでしょうか。 もしそうなら、それはなぜでしょうか。 感覚的な質問で申し訳ありませんが、 気になっています。
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こんにちは。 >>>「少年」という呼び方は「男の子」や「男子」に、とって代わられたのでしょうか。 ・・・というよりは、 「少年」は、基本的に、通常の会話には向かないのでは? 「男子」もそうだと思います。たとえば「男子の本懐」は、基本的には話し言葉向きではありません。 (最近の若者言葉としての「男子」「女子」はありますが。) 3つそれぞれ、意味が一つしかないと考えると、混乱してきますよ。 それぞれ、意味は複数あります。 ためしに辞書を引いたら、載っていました。 少年 ・7~16歳ぐらい ・法律上の「少年」(20歳未満) http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E5%B0%91%E5%B9%B4&stype=1&dtype=0 男の子 ・男児 ・女性側から言うところの、若い男性 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E7%94%B7%E3%81%AE%E5%AD%90&stype=1&dtype=0 男子 ・男児 ・(一人前の)男性 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E7%94%B7%E5%AD%90&stype=1&dtype=0 「少年よ、大志を抱け!」の「少年」 → 7~16歳ぐらいの男のことを文語的に表現 「男の子でしょ、夢は大きくね!」の「男の子」 → 女性が男を「上から目線」で見ている。 「男子だろ、がんばりなよ!」 → こういう言い方は、私は聞いたことがありません。 普通は、「男だろ」になると思います。 通常の話し言葉では、 「男の子でしょ(男だろ)、夢は大きくね!」 「男だろ(男の子だろ)、がんばりなよ!(がんばれよ!)」 「男でしょ(男の子でしょ)、がんばりなさいよ!」 のようになるかと思います。 少し堅めの言い方では、「男子諸君、大志を抱きなさい!」というのもありますが、 話し言葉では、通常、「少年よ、大志を抱け!」のような言い方はありえないと思います。 以上、ご参考になりましたら幸いです。
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- born1960
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一般的に「少年」といえば男の子を指しますが、法律的には女の子も含めて20歳未満の子どもを「少年」と呼びます。「少年法」って法律の名前からも分かりますね。 「男の子」は文字通り「男の子ども」 もちろん大人になってもその「男の子」って言葉を使う立場の人にとっては大人の「男の子」もいます。ややこしい言い方をしましたが、たとえば女性の社長がいたとして男性社員のことを「男の子」って言うこともあるでしょう、 「男子」も単純に男と女の性別を分ける時に使いますので死ぬまで男子。女子です。 「男子便所」「女子便所」「成人男子」「成人女子」って言葉は普通に使いますね。
お礼
小説の中の「少年」の使われ方と 実生活の中の「少年」の使われ方を 混同した質問でした。 実生活では、少年と男子の使われ方は 疑問の余地無く明快ですよね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
ご指摘いただいた通り、 3つを混同してしました。 お話いただいたとおり 3つは明快に違いますね。 質問そのものが変だったようです。 ご丁寧な回答、ありがとうございました。