広辞苑によれば,「見て判断する」という意味があります。
用例も,
「適格と認める」という,プラスの方向への判断と並んで,
「手落ちを認める」という,マイナスの方向への判断も載っています。
自分の弱さを認める=(過去の様々な事実から)自分には弱い部分があると判断する(している),
ということだと言えます。
・・・ということは,他人に言われるまでもなく,自分は弱いということを知っている,ということです。
そして,自分が弱いと判断するということは,他人から「あなたは弱い」と言われたときに,それを受け入れる(少なくとも反論はしない)ということです。
なお,使い方によって「=」の関係になるかどうかは変わります。
・他人のミスについて
『遅刻した彼を,僕は認めない』と言った場合,
"僕"は遅刻した彼を知っていますが,
彼を「認めない=受け入れない=許さない」ということです。
・他者からの評価について
『私は自分が有罪判決を受けたことを知っているが,
絶対に認めない(=受け入れない=よしとしない)』
ところで,「受け入れているから,言い訳をしない」というのは,
良い考えだろうと悪い考えだろうと,成り立たないと思います。
自分が弱いと受け入れている(=知っている)からこそ,
弱さを言い訳にしたいという誘惑に駆られるのですから。
自分の知らないことを言い訳にはできませんよね。
でっちあげるなら別ですが。
お礼
お礼が遅くなり大変申し訳ありません。 大変参考になりました。 =で結ぶものによって確かに意味合いが変わってきますね。 あっ、確かにそうだなって思いました。 回答ありがとうございました。