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オペアンプ自体の原理を教えてください。
オペアンプ自体の原理を教えてください。 非反転増幅回路などの説明は不要です。 オペアンプ自体の回路が知りたいです。
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- maccha_neko
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簡単に言ってしまえば+入力と-入力の差分を猛烈に増幅する差動の直流アンプです。増幅というより、コンパレータと考えたほうがわかりやすいかもしれません。 増幅回路にするときには、出力を入力に戻しますよね?出力の変化によって+/-の入力の差分が小さくなる方向にすれば、だんだん+と-の入力電圧が近づいて、最終的にほぼ一致したところで安定するという考え方で、その結果として入出力電圧の関係を見ると教科書にあるような式が出てくるんですね。 イマジナリ・ショートとかバーチャル・ショートとか言って入力の電位が等しくなるというのを前提にして「ここの電位が等しいから出力はこうなる・・」みたいな説明をしていることもあるようですけど、電位が等しくなるのはあくまでも「そんな風に回路を組んだから」であって、オペアンプ自体が両者の電位が等しくなるように動作しているわけではありません。オペアンプはそんな洒落たことは考えてなくて、あくまでも入力電圧の差分を思い切り増幅しているだけです。
- imoriimori
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中身を知りたいのなら、差動増幅器の塊です。それで半分以上終わり。あとは、オフセット調整の回路、入力インピーダンスを上げて出力インピーダンスを下げる仕組み、周波数帯域やスルーレートを上げる仕組み、などなどの回路テクニックというか末梢の話。もっとも、その末梢に関心がある人もいるのでしょうが。。。。 設計者の卵に教えることと、原理を理解して使う人に教えることとはまるで違います。 前者は知りませんが、後者については 私はオペアンプのディテールを知る必要はないと学生に言っています。オペアンプを使うことはあっても設計することはまずないだろうからです。学生にはオペアンプは入力インピーダンスと差動利得とが∞で出力インピーダンス〇、そして帯域幅が十分広い直流アンプだと知れば十分だ、と教えています。設計者への教育は別でしょうけど。
- MOMON12345
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