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当事者間の公平性について
当事者間の公平性に関して裁判所はどのくらい配慮するのでしょうか。 口頭弁論において、片や、Aは弁護士Cつきで味方も大勢見に来ている。片やBは弁護士なしで味方も0。となると、公平性に問題があるのは一目瞭然です。 裁判長はAの退席やAの味方の退場を求めるでしょうか?訴訟代理人という名目からすると、AもCも来ていると言うのはおかしいですし、味方が見に来ているAにとってはやりやすい裁判だと思います。 原告が弁護士、被告が未成年という場合にはどうでしょうか?裁判長はどのような場合にも当事者の公平が実現するように配慮するでしょうか。 よろしくおねがい致します。
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何を公平に思うかですが・・。 弁護士が付くか付かないかは、公平性とは何ら関係はありません。ご質問の例で言えば、AもBもまったく同様に扱われます。 確かに、弁護士が付いている方が有利かもしれませんし、後ろで見方がいた方が心強いとは思いますが、裁判所はAの見方を退場させませんし(騒ぐなどしたら別ですが)、本人であるAの退席はありえません。 理屈を言えば、こういった事情をすべて無視して判断するのが裁判所であり、公平ということになります。また、必要なら弁護士を付ければよいし、応援者を募ればよいわけで、これはこれで公平です。 実際のところを言うと、応援者がいたって、絶対に関係ないですね。ぶつぶつとうるさいだけ。 弁護士も、慣れている弁護士なら、法的な議論やある程度の戦略はある人ので、有効ですが、はっきりいって、争いができない弁護士もかなり多く、必ずしも弁護士がいる方が絶対に有利、というわけではありません。むしろ、双方が弁護士なら裁判所が裁判を進めやすい、という利点はあります。結果的に早期の審理に繋がるので当事者すべてにいい、ということにもなりますが。 従って、弁護士をつけない本人訴訟でも、負けるとは限りません。でも、いた方がいろいろと相談できるのでいいのに越したことはありませんが。 また、本人訴訟では、相手が弁護士がいるからって言う理由より、やっぱりその本人の言うことがのらりくらりして、何を言っているのかわからないことが多いです。早くしてくれ、って感じです。 これは、裁判をした経験および傍聴している者からの意見です。
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- been
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民事紛争はもともと当事者間の私的な紛争であり、国の利害に関係ありません。訴訟は、民事紛争解決の選択肢のひとつとして国が用意したメニューに過ぎません。 紛争解決のためこれを利用する、他の手段で解決する、あるいは解決しないで放置するのも、一切が当事者に任されています。 当然、訴訟における戦い方も当事者に任されています。弁護士に委任するもしないも当事者の自由です。訴訟に全精力を費やすのも、片手間で応訴するのも、当事者の勝手です。裁判所は当事者が主張・立証した範囲で判断するだけであり、提出された証拠を公平な第三者の立場で検証し、立証に成功した当事者に軍配を上げるだけです。主張・立証の巧拙が結果に影響したとしても、それは当事者が選んだ戦い方の結果です。 民事訴訟とは上記のようなものです。裁判の公平を確保するために(弁護士に委任した)当事者や応援団の退席を求めることなど思いもよりません。そのような事情は裁判の公平とは全く関係ないのです。
お礼
ありがとうございました。
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