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受動態って・・・
ふと気になったんですが、英語の受動態ってどうして必要なんですか? 受動態を使っている英文でも受身の形のまま和訳するとおかしくなることがありますよね? じゃあ、なんで受動態は必要なんでしょうか?
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私は言語学的な見地から専門的な回答を参考までに。 英語はフランス語やロシア語など比べると受動態が多用されます。フランス語にはonという主語を明示しない便利な不定代名詞があるのに、英語にはありませんから、英語では受動態を使うことが多くなります。 カナダでは英語とフランス語が話されている。 仏 Au Canada on parle anglais et francais 英 In Canada English and French are spoken. 英語では再帰代名詞が退化して、受動態がその代りによく使われます。 私はその知らせを聞いて驚いた。 仏 Je me suis etonne de cette nouvelle. 露 Я удивился этой новости. 英 I was surprised at this news. 英語は語順が厳密な為に、直接目的語をトピックに立てる場合、直接目的語を主語に置き、受動態にします。 この猫は彼女が飼っています。 露 Эту кошку держит она. 英 This cat is kept by her.
- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
英語を話す人が好きだから。 としか言いようがない。 http://en.wikipedia.org/wiki/English_passive_voice これによれば、20世紀になって初めて「ちょっと、おいら達受動態使い過ぎちゃいます?」なんていいう文法書がでたそうです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%97%E8%BA%AB_(%E8%A8%80%E8%AA%9E%E5%AD%A6) ここでは、英語では多すぎと書いてありました。
お礼
ウィキペディアってこんなのも載っているんですね。 でも詳しすぎて逆によくわからないですね・・・ ありがとうございました。
- ichiromari
- ベストアンサー率23% (163/683)
能動態は自分の意志で何かをするときの表現です 受動態は自分の意志ではなく、自分以外の人や物によってそのような状態にされる と考えましょう 生まれる 驚く 失望する 喜ぶ などは日本語では能動態のように表現しますが、英語では受動態になります。 上の例では自分からそうしようと思ってするのではありませんね。結果的にそのようにさせられるのです。だから受動態で表現しないといけないのです。日本語がおかしいと感じてください。 たとえば、私は生まれた というのは、英語では 「私はこの世に誕生させられた」と考えるのです
お礼
ありがとうございました。
>受動態を使っている英文でも >受身の形のまま和訳すると >おかしくなることがありますよね? 「電池は、電気器具店で売っています。」 ↑ 現在進行形ではありません。 英文を直訳すると、 「電池(複数形)は、電気器具店で売られる」となる。 ↑ 受動態になります。 能動形では、「彼ら(=店員)は、電気器具店で電池を売っています」となる。 電池だけを売っているのではない。 他の電気製品や修理等も行なっています。 英語にしても、日本語にしても、 受動態がなければ、却って変な表現になります。 (英作は、ご自身でなさってください。)
お礼
ありがとうございました。
受動態を使わなければならない時があります。 (1) 動作主が不明である時 例 : The vase was broken. (2) 動作主が明らかである時 例 : Soccer is now played all over the world. (3) 話題の中心が動作主でない (動作の対象である) 時 例 : What happened to the vase? - Oh, the vase was broken by a stranger yesterday. 他にもあったかどうか、記憶が定かではないのですが、"受動態を使わなければならない時がある" から、受動態は必要なのです。
お礼
ありがとうございました。
- wind-sky-wind
- ベストアンサー率63% (6647/10387)
be excited be surprised (at ~) be pleased (with ~) のような英語を意識されているのだと思います。 日本語では「興奮する」「驚く」「喜ぶ」 と能動態になるわけですが,英語では受動態になっています。 This story surprised me. のような能動態も考えられるわけですが, 「私は~」のように「私」を主体として言いたい場合, I was surprised at this story. のようになります。 「驚く」という自動詞を用いてもいいわけですが, 英語の感覚としては,「驚く」「喜ぶ」のような感情は勝手に沸き起こってくるものでなく,何か原因があって「驚かす」という感覚があります。 そこで,「驚かされる」という受け身を使って表現することになりますが,受動態というより,surprised などは感情を表す形容詞と感じていると思います。 ただ根幹として,勝手にする自動詞でなく,原因が「させる」という他動詞という感覚があるために be surprised のような表現になっているのです。
お礼
ありがとうございました。
お礼
難しいですね・・・ でもわざわざこんなに詳しく回答してくださってありがとうございました。