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受動態について
よく受動態は『「be+pp」で「~される」』と教科書に書いてありますが、 例えば、『by以外の前置詞を使う受動態』という範囲には I was satisfied with the present. (=私はそのプレゼントを気に入った) みたいに「能動態」のように訳されているのがのってます。 これは 「物+satisfy+人:物が人を満足させる」という3文型の目的語をSにした 結果の文だと思うのですが、受動態というものはそもそも「~される」という 意味・訳の問題のものではなく、能動態の目的語を主語にした結果できる文と 解釈したほうがつじつまがあいませんか? interest,disappointなどもそうだと思うのですが…。 よろしくお願いします。
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- petunia
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こんにちは。 I was satisfied with the present. の、訳が、能動態のようだということで、「~される」と一概に受動態をとらえるのはどうか、ということでしょうか? おっしゃるとおり、受動態は能動態の文の目的語を主語にした結果できる文です。 ただ、それだけの説明では、英語を習い始めの人は、どれだけ理解できるでしょうか。 そこで、「~される」という、意味合いだと、教えるのだと思います。 ただし、いつもそう訳すと、日本語として、不自然なケースがでてきます。 例として挙げられたsatisfy,interest,disappoint,は、「~させる」という意味のものなので、受動態だと「~させられる」となり、不自然なことが多いのです。 受動態の直訳、「私はそのプレゼントによって満足させられた」では、へんな日本語ということになり、「私はそのプレゼントに満足した」と、訳を工夫するわけです。 また、良く使う表現だとその良い訳のまま覚えるという手もあります。 余談ですが、能動態と受動態は、目的語と主語を入れ換えただけですが、その使い分けは、意味があるようです。 The present satisfied me. I was satisfied with the present. 前者は「プレゼント」がクローズアップされる感じです。 これは、意味というより、ニュアンスかな。 英語はだいたい強調したいことを始めにもってきます。 だから、そのニュアンスを尊重して、訳文も「私」を主語にしたのでしょう。
日本語訳と英文そのものの本来の意味とは違うものです。 「受動態」の文章をネイティブはあくまで「受動態」として話し、聞いているわけですから、 I was satisfied with the present は元々「私はそのプレゼントで満足させられた」という風に解釈されてきたはずです。つまり be + pp (+ with or by~)。これは言語表現の文化的背景が英語圏と日本では違うからです。 ただ、pp は、永い歴史のなかで「形容詞」化してくるので、satisfied も現在では adj として解釈した方がいいと思います。実際に元々 pp である動詞の変形が adj として辞書に載っている例も多くあります。ですから、この場合の satisfied も「満足させられた状態にある」という意味から「満足している状態にある」という意味の adj として解釈した方がいいのです。 辞書で satisfied を引くと adj としての意味が載っています。