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法学を学んでいるのですが・・・。

 法規範と宗教規範の違いを教えてもらえませんか。 また、それについての参考文献などありましたら教えてください。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ten12
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回答No.1

 漠然としてますね。私には純然たる法学的な回答は不可能ですが、参考意見としてお聞きください。(「回答に対する自信」は、全く私の自己満足です)  まず法規範。これは出発点はともかく、刑法で言えば「どのような行為を罪として、どのような罰を与えるか」を明文化したものです。当然、国が制定します。ですから、外国では「一夫多妻制」が認められているところもあります(日本では重婚罪)。民法も商法も、人が社会生活を送る上でのルールを決めていることに変わりはありません。明文化しなくても良かったのですが、人が社会を形成する過程で「そうしなければ誰も守らなくなった」というのが本当のところだと思います。  これに対して宗教規範は、社会生活上の「道徳」に「宗教上の目的」が加わります。「この世から苦しみをなくす」だとか「地上天国の実現」だとかその目的は様々です。  私は、宗教規範というのは、人の文化が「法律」を生み出す前に集団をなした人を統べるために、人が神の名を借りて作り出した「一つの法形態」と考えるべきだと思います。(それぞれの宗教の神が作り出されたのが事実なら申し訳ないが)  宗教を観念としてではなく、学問として捉えてみると(決して神学ではない)、両者の違いが感覚的に判ると思いますが・・・。世界中で最も信者の多いキリスト教なら「学問としての新約聖書」を読んでみられれば、学問的に検証された聖書の姿が見えてきます。

jizfc
質問者

お礼

ありがとうございます。 配本されたテキストよりもわかりやすかったです。 すぐにでも「学問としての新約聖書」読んでみます。 お世話になりました。

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