- ベストアンサー
近代法学の比較
今、近代法学の勉強をしているのですが 「近代自然法学(啓蒙期理性論)とドイツ歴史法学の比較」がよくわかりません。歴史の流れをたどってみてもあいまいで・・・ どなたか法学に詳しい方おられましたら、上記の比較の説明を分かりやすく解釈して頂ければ幸いです。その際、参考になる文献やホームページも教えて頂ければありがたいです。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
こんばんは。 大雑把に、イメージを掴みたいということですよね?。 要するに[自然権]を認めるか、認めないか、という 違いです。認めるのが[近代自然法学]です。 自然権とは、要するに天賦人権(普通単に人権、というときはこの天賦人権を指します)のことです。 そしてこの人権を護る目的で(立憲的な)憲法が作られまし た。 しかし戦後、ナチスドイツのやらかしたことを反省し ドイツは天賦人権を憲法に採り入れ現在に至っています。 これを学者は[実質的法治主義]とよんでいます。 対して、戦前を[形式的法治主義]とよんでいます。 すなはち、ドイツにも(戦前)人権があったことはあったのですが、それは天賦のものではなく、国家権力側の 人たちから施しとして与えられたものだったことになります。 ですから国民から奪おうと思えば何時でも人権を奪える、 理論的にはそうなります。 天賦人権の特徴は、理論上、国家権力者より上位に あるため国家権力者がこれを奪うことができません。 憲法自体の比較によって両法学の違いがより良く 理解できると思います。 まだなにか解りにくければ、補足でもしてください。
その他の回答 (3)
>私の理解不足でどのように比較したらいいものかわか >らなくなってしまいました。本も読んだのですが・・・ >もしよければまとめかたを教えていただけると有難 >いです。 でたらめな理解でもいいですから、 質問するときは、yukikkiさん自身ががどの様に理解し たのかを文章にまとめて(簡単で結構ですから)補足な どに書きこむなり、新たにスレをたてるなりしないと いけないと思いますよ。 自力で理解できたところ、を質問に添えるのが常識です。 なぜかというと、回答者の立場に立って回答者の負担を減らすのがマナーであるからです。 まとめかたを教える場合、前回の内容も当然、繰り返さ なければ(含めなければ)なりませんよね? (なにもレポートの一般的な書き方を知りたいわけじゃない ですよね?。)。 まったく理解できなかったというのであれば、 中学生用の社会、歴史を勉強するほうが先ですよ。 また私の説明の仕方が解りにくいことも充分あり得ま すから、他の回答を待つか、ここを締め切って新たに 質問されてはいかがでしょうか?。 きついことばかり言ってすみません。
お礼
何度もありがとうございます。 amadareさんのおっしゃるとおりです。出来が悪くて本当にすみません。 ここで締め切って新しく質問することにします。 ご指摘ありがとうございました。
前回の回答は、大雑把な把握が目的だったので あえて重要ではあっても、混乱を生じさせかねない と判断した細かな部分は、端折ってしまったので 若干、訂正をさせてください。 まずドイツの法学の傾向としては 観念的で、理屈っぽいことが挙げられます。 [法実証主義]なんてのがありましたよね?。 これがその最たるものといわれています。 そして補足で仰っておられる[普通法学]も [歴史法学]も形式的な法律さえつくれば 国民の権利を制限できるため [悪法も法である]ということになる、という点では 違いがありあせん。 [歴史法学]は 「もっとその国固有の伝統や、歴史を もっと憲法に入れ込んだほうがいいんじゃないの?。 机上の空論ばかりいってないでさ!。」という考えかた の連中が考えたものです。 対して[普通法学]は「普通」と名の付く通り 昔からあった理屈っぽいドイツの法学の 伝統を現在もひきずり続ける考え方です。 こんなの見つけました、私なんかの説明よりよっぽど 解りやすいかもしれません。 http://www.tabiken.com/history/doc/Q/Q298R100.HTM それでは。
お礼
お礼に書いてすみません 私の理解不足でどのように比較したらいいものかわからなくなってしまいました。本も読んだのですが・・・(本当に申し訳ありません) もしよければまとめかたを教えていただけると有難いです。 本当にすみません。
補足
私の理解不足で多々コメントしていただきありがとうございます。 「普通」というのはやっぱりお堅いイメージを描けばいいんですね(笑) これから自分なりにもう一度考えてみようと思います。 また分からないことがあったらよろしくお願いします。
#1です。 比較的わかりやすい参考図書です。 憲法学(憲法総論) /芦部信喜 憲法学教室 /浦部法穂 その他、司法試験用の憲法のテキスト(沿革の部分)が 参考になるのでは?。 勉強、がんばってください!。
補足
参考書を教えていただきありがとうございます。 憲法学(憲法総論)は図書館にあって借りてきました。 いまからさっそく読みたいと思います。 本当にありがとうございました。
補足
コメントありがとうございます。 補足しますのでもし良かったらコメントをよろしくお願いします。 分かりやすい解説ありがとうございます。 またまた質問なのですが「ドイツ普通法学」と「ドイツ歴史法学」はどこが異なっているのですか? 何かオススメの本はありますか? たくさん質問をしてすみません。