• 締切済み

教員のための日本史に関する書籍

将来社会科の教師(中高)を目指している大学生です。 受験で一通り日本史は勉強しましたが、受験的知識だけではどうにもならないと思い、もう一度勉強をし直したいと思っています。事実についてつらつらと書かれたものではなく、現代社会との関わりや、歴史的事象にそれぞれどんな意義があったかなどを重視して書かれており、かつ通史を概観できるような本はないでしょうか。シリーズものでも構いません。 よろしくお願い致ます。

みんなの回答

回答No.1

そういった目標をお持ちならば大学に残って歴史学者になる方が良いかと思います、そうして研究生活と果て無き読書の行き着く理想は「自分で書く」というところに落ち着きます。 というのは、貴方が質問されている類の史書はその著者によって解釈が千差万別と言ってよく、教職の片手間に勉強できるほど底が浅いものではありません。 学校の先生は忙しいですよ、それに日本の社会科教師に必要なスキルは受け持ちの生徒に試験で高得点を挙げさせる為のテクニックであって、歴史や地理、法律等の高度な専門家ではありません。 各論に於ける高度な解釈は大学以上で学び、研究するものです。 中高生の素朴な疑問に偏りの無い歴史観を以って応えたいというお気持ちは分かりますが、それはその都度生徒から貴方への宿題として勉強し、お答えになっては如何でしょう。 それをノートしておけば教師生活も充実するでしょうし、余禄として退職する頃には論文が書けますよ。 否定的なことばかり書いて申し訳ないのですが、私自身日本近現代史の泥沼にはまりかれこれ30年経った今もわけが分からないというのが本当のところです。 せっかくなので個人的に好きなものを敢えて一つだけ挙げます、ですが何種類挙げても正解は無いものと思ったほうが良いです。 井沢元彦著 逆説の日本史シリーズ  このシリーズの良いところは、井沢氏自身は歴史学者ではないのでおかしなこだわりがなく、通説と井沢氏の解釈が併記してあり、論文的な断定形式にはなって無い事。 それに歴史と日本人のアイデンティティー形成の関わり、つまりは歴史の連続性を重視した構成となっている点で評価できます。