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センター 古文 動詞の活用
センターの古文を解くのに動詞の活用形を覚える必要はありますか? おしえてください。
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古典文法の学習を初めて間もない方でしょうか。 動詞も活用形は6つしかありませんから覚えてしまいましょう……じゃないですね。 きっと動詞の活用の種類とパターンを覚えて、活用の種類と活用形がきちんと区別できるようになっておく必要があるかどうかということでしょう。 必要はあります。必須です。 たとえば、2004年度センター試験(本試験の国語I・II)の第3問の問二は、次のような設問です。 波線部a~fの「る」に対する文法的説明として正しいものを、次の(1)~(5)のうちから一つ選べ。解答番号は[23] (1) a、eは、いずれも断定の助動詞の一部である。 (2) b、dは、いずれも完了・存続の助動詞である。 (3) c、fは、いずれも動詞の活用語尾である。 (4) a、eは、いずれも伝聞・推定の助動詞の一部である。 (5) b、dは、いずれも動詞の活用語尾である。 (3)・(5)の選択肢の是非を検討するには、波線部が本当に動詞の活用語尾かどうかを判断できないとだめですね。 また、(2)の完了・存続の助動詞というのは「たり」と「り」が該当しますが、これらは動詞のラ行変格活用(あり・をり・はべり・いまそがり)と同じパターンの活用をします。 この他にも助動詞「る」「らる」(以上はラ行)、「す」「さす」(この二つはサ行)、「しむ」(マ行)、「つ」(タ行)は、それぞれの行の動詞の下二段活用と同じパターンの活用をするなど、用言(動詞、形容詞、形容動詞)の活用がマスターできていれば、改めて助動詞の活用を覚える必要がないものが多くあります。(詳しくはお手持ちの古典文法のテキストをご覧ください。) 助動詞は古文解釈において非常に大きな役割を果たす分野です。 助動詞マスターのためにも、するにはの活用がマスターできているかが大きくものをいいます。 今の内に動詞(9種類)だけでなく、用言の活用(合わせて13種類)が自由自在に出来るよう練習しておいてください。
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ある。
- ringox
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必須ですし武器になりますので今のうちに是非覚えていきましょう。 基本は3つ。四段、上下二段。 四段は今とほとんど同じで覚える必要はありません。上下二段も今のものに「ウの段」が入った感じです。 そのほかは、「上下一段、か・さ・な・ら変」(重ならへん?傘なら変?) か変は、「来」だけ。さ変は「す」だけ。で、今との違いに目を向ければよく覚えられます。な変は「死ぬ、往ぬ」だけ。で四段との違いに目を向けるだけでいい。 ら変は「あり、をり、はべり、いまそかり」だけ。で終止形が四段と違うだけ。 最後に、上下一段は、今と同じ活用で覚えることはない。ただし「蹴る」は下一段活用に注意。 覚え方は、「き・み・に・い(ゐ)ひ・ける(君に言ひける)」 きる、みる、にる、いる、ゐる、ひる だけが上一段 ける だけが下一段 今の動詞と比較して違いに目を向ければ、覚えていけます。 では、がんばって。