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なぜ大学ばかり増えるのか。

教育論の話になると「大学が多い」という意見が出ます。 いったいどれくらい多いのかは知りませんが、小中高に ついて「多い」という話は聞いたことがありません。 以前大学の規制緩和で学部新設が簡単にできるようになった ような話は聞いたことがあります。この少子化の時代でも 新設校や新設学部に関するニュースも聞きます。 しかし同様の話を小中高ではあまり聞いたことがありません。 なぜ大学ばかりが増えるのでしょうか? それとも私が知らないだけで小中高でも新設校などが増えている のでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • sugeaho
  • ベストアンサー率12% (67/551)
回答No.3

小学校、中学校、高校は、ほぼ100%の子供が入学します。 もともとそれだけ学校があるので 増やしても仕方がないのです。 しかし、大学の場合は異なります。 本来、大学は入りたければ誰でも入っていいものではありません。 大学に入学する人は、 大学の科目を完璧に履修するのを目的にするべきですし、 完璧に履修するには、それなりの学力が必要です。 しかし、最近は少子化で大学の定員割れが起こっている大学があります。 そして、そういう大学は概ね三流以下です。 そういう大学は、潰れてしまえばいいのですが、 そうなると職員が困るので生き残りを考えます。 たくさんの生徒を受け入れてお金にしようと思うので、 新しい学科を新設するのです。 そして、従来なら大学に入れない学力しか持ってないような、 本来、大学に入ってはいけないような人が大学に入学し、 卒業して、大卒の価値を下げています。 大学は浪人して入るぐらいで丁度よかったのです。 選ばなければ浪人しないで誰でも大学に入れ、 それでも定員が余る三流大学のある現状は、 大学余りの状態なのです。 20年前は出願倍率が三流でも5倍はありましたが、 その頃が大学に入学する価値としては丁度いいと思います。 誰でも入れる大学に入るぐらいなら 高卒で就職するほうがマシだと私は思います。

chicken_man
質問者

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ご回答ありがとうございました。 大変参考になりました。

その他の回答 (11)

  • potachie
  • ベストアンサー率31% (1065/3387)
回答No.12

>> 小中高について「多い」という話は聞いたことがありません。 ついでに。 これは、ご質問者の見方次第ですが、小中高に関しては、各地方自治体の県教委の支配下で、文科省からの指示によりここ10年くらいでかなり極端な統廃合が進んでいます。都会だとあまり気づかれないと思いますが、地方だとこの進み方はかなり極端です。 これは、純粋に少子化の影響です。 小中高は全員進学状態ですから、少ないといわれることはあっても「多い」と言われることはないんです。 高校への高い進学率に比べて低い大学進学率が問題なだけですね。全入によりレベル低下は、高校での中退者数、大学での中退者数を見られるとよく分かることです。 ところで、18歳という年齢は、職人になるには遅すぎる年齢なんですね。多くの国では、18歳や16歳で成人としているのは、この年までに自立しているか、将来を決めているからで、ここから将来を決めるという人がほとんどという国は、あまり多くはありません。

chicken_man
質問者

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ご回答ありがとうございました。

  • snowplus
  • ベストアンサー率22% (354/1606)
回答No.11

少子化の状況でも誘致する側のメリットは色々あります 大学の活動や学生の増大による経済的効果、 若者の行動で街が若々しくなる効果 大学のある街としての文化レベルの向上などステータス的な期待 安価で確実なアルバイト労働力になることから、地域の活性化に消費面と労働面などでも貢献 誘致側は巨額な費用で少子化とわかっていても誘致したいと思うのは無理もない 失業者の数字を誤魔化すというのは暴論だろう

chicken_man
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 そういった側面もあるんですね。

  • huna-huna
  • ベストアンサー率5% (13/241)
回答No.10

政策的にいうと、大学に行く人が増えると、その分失業率の算定から省かれ、 結果として失業率を低位に見せかけることができるから。

chicken_man
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 面白い考え方ですね。

  • piis111
  • ベストアンサー率9% (18/188)
回答No.9

すいません >その代わり短大は激変しています。 激減の間違いでした。 私の知っている所でも栄養士の資格が取れる短期大学が管理栄養士を目指す4年制大学になりました。 また看護大学も以前は3年制の専門学校や短大だったのが大学・院に変わりました。 >しかし同様の話を小中高ではあまり聞いたことがありません。 それなりに有名な私立大学の付属小学校などが出来たとニュースや広告で話題になっています。 お受験の低年齢化に拍車がかかっているようです。

chicken_man
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • piis111
  • ベストアンサー率9% (18/188)
回答No.8

私学の短期大学が4年生大学に変わっているから増えているそうです。 その代わり短大は激変しています。

chicken_man
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • dai-ym
  • ベストアンサー率22% (848/3824)
回答No.7

小中は公立の方が多いですよね。 で、公立校はずいぶん削減されています。 高校に関しても徐々に減らされています。 しかし大学は圧倒的に私立の方が多いです。 なので小中高に比べて削減されていません。 なのでどんどん多いといわれるようになってしまいます。

chicken_man
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

noname#194289
noname#194289
回答No.6

相手が未成年ですといい加減な対応ではいろいろな問題が起きるので高校まではいわゆるもうけ主義では参入する意味がないのではないでしょうか。大学となると本人の責任であるとしやすいので、形式が整えばやっても良いと思う人がいるのかもしれません。しかし今は死語に近いですが「無駄飯を食う」ということばがあります。勉強の意欲がないものは早く社会で出ればよいというのは必ずしも正しい考えとも言えないと思います。むしろ大学生であるというゆとりを少しでも良いものにしていく努力が大切にされるべきのように思います。国民皆兵で過酷な軍事訓練を受けることとどちらが良いかというようなことも考えられます。

chicken_man
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • ryuken_dec
  • ベストアンサー率27% (853/3139)
回答No.5

厳密には「大学としての機能を果たしていない大学が多い」ですかね。 No1で大学"進学率"の話が出ていましたが、実は卒業率とセットで考える必要があります。参考URLに進学率と卒業率のグラフがありますが、日本は進学率は低いが、そのほとんどが卒業しています。 進学率ではアメリカ64% / 日本 41%ですが、 卒業率ではアメリカ34.2% / 日本 36.1%。 アメリカでは2/3程度しか卒業できません。一方日本では9割近い人が卒業できてしまえます。教育手本としてよくあげられる北欧のスウェーデンでは、進学率76% / 卒業率37.7%です。半分程度しか卒業できません。 アメリカやスウェーデンは進学率が高いグループですが、進学率が日本より低いドイツでも進学率36% / 卒業率19.9%と6割弱しか卒業できません。 つまり、日本の大学は入りさえすれば卒業できてしまうということです。入試さえクリアしてしまえば、あとはバイトと合コンに明け暮れて、レポートはコピーかいい加減に書いておしまい。3年の終わりからは就活。卒論は苦労したふり(ただ能力が低いから苦労しているだけ)でおしまい。 これが日本の実情です。 一方、日本が良く参考に使うようなアメリカや北欧やドイツなどでは入学後に成績が悪いと卒業できません。3割~6割がドロップアウトさせられます。ですから学生が勉強します。 大卒の資格を認めるに値しない人に学士の資格が乱発されている現状では、彼らを入学させる大学は必要ないという意見もでます。

参考URL:
http://www.toukei.metro.tokyo.jp/ssihyou/ss07qf0205.pdf
chicken_man
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • sugeaho
  • ベストアンサー率12% (67/551)
回答No.4

※訂正です。No.3です。最後の2行を訂正させてください。 >誰でも入れる大学に入るぐらいなら >高卒で就職するほうがマシだと私は思います。 誰でも入れるようなくだらない 存続の危ういようなおバカな 大学を卒業した人間よりも 高卒で就職を探す人間のほうが 企業の役に立つと思います。

chicken_man
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • kirinoma
  • ベストアンサー率53% (288/542)
回答No.2

http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/main5_a3.htm 上記データを見ると,大学が極端に私学が多いですね. なぜ小中高等学校はあまり増えずに,(私立)大学が増えるのか, 素人なりに考えてみました(机上の空論なので悪しからず). それは,大学になると教える内容が多種多様になるので, そこに新しいビジネスチャンスがあるからではないでしょうか? たとえば,今の大抵の大学には情報工学(コンピュータ関係の学問)系の 学部があります.しかし,10数年前だとあまり無かったはず. 社会の産業構造の変化により,こういった学問のニーズが爆発的に 増え,学部の新設や新大学の開校が続々と行われたわけです. とりあえず名前に「情報○○学部」がつけば入ってくれる学生が居たので, 中には,ろくな教授もそろえずに名前だけ立派な張りぼて大学もあったかもしれません. ところが,小中高ではこういった現象は起こりえないと思います. 差別化のポイントは純粋な学力レベルぐらいしか無く,これを維持するには, 大変な経営努力が必要になります. 以上の様な事情により,大学の数は変動しやすいのではないでしょうか. 蛇足:現在だとキーワードは「環境」とか「メディア」とかになるのでしょうかね.

chicken_man
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 大変参考になりました。

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