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スンニ派?シーア派?
全世界でイスラム教の人口が一番多いという話を聞いたことがあります。そしてイスラム教の中にもスンニ派・シーア派、それに武装組織なるものもあるようですが、これらの区分け、認識をどのようにしたらいいのでしょうか? 昨今のイスラム教関連のニュースを見ると、どうも派によって仲が悪いようですし、イスラム教と聞くと戦いのイメージが強くなってしまい、本来のイスラム教を信仰している人たちまで、一くくりにしてしまいそうです。あまり勉強もせず、このような質問をさせていただきますが、どうか、よろしくおねがいします。
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「スンナ派(スンニー派)」という特定の派閥があるというより、 「シーア派」以外の多数派を便宜的にスンナ派と呼んでいるのが実情です。 イスラームの中心アラビア半島ではクルアーン(コーラン)の教えと実生活との間に生じる 矛盾を乗り越えるべく妥協が重ねられ融通を利かせて宗教生活を営んでいますが、 アフガニスタンなどの外縁部ではイスラーム自体の歴史が浅く、 クルアーンに頼り切って一字一句を教条的に解釈しています。 それが「イスラム原理主義」と呼ばれる所以でしょう。 とはいえ、宗教はその中に好戦的な要素を孕んでいることを否定はしません。 「愛の宗教」と言われるキリスト教の聖書にも神が敵を殲滅するよう 命令したことが繰り返し書かれています。 イスラームは社会改革運動としての側面を強く持っていましたから、 なおさら実戦に重きが置かれたのです。
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- akubihime212
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下記サイトはわかりやすいですよ。 宗派から歴史から、なんでも説明がありますから、時間のある時に、一度寄ってみてください。 わたしは、無宗教・無派閥ですが・・・
お礼
早速のお返事ありがとうございます。 すごいサイトですね。歴史にも、うとい私にはもってこいのサイトです。ゆっくりと見させてもらいます。もう、お気に入りにも登録しましたよ。 どうもありがとうございました。
お礼
お返事が遅くなりました。 とても分かり易く解説していただいてありがとうございます。 イスラム原理主義のことも理解できました。コーランに限らず、他の宗教にも言えることだと思いますが、頼り切ることの恐さと実生活に役立てるように上手に信仰していくことの大事さを感じました。 これから、戦争が始まるのかと思うと、恐ろしいですね。宗教、人種、思想様々なことが絡み合って、問題が難しくなっていますね。全てを取り払って穏やかに進んでは行けないのでしょうか? 私も今回の解答でイスラムに対する誤解が解けました。ありがとうございました。