ISISが他国を攻撃する理由とは？

2015/11/19 09:50

このQ&Aのポイント

ISISが他国を攻撃する理由について疑問があります。彼らは元々イスラム教の宗派争いの中で起こったテロリストであり、身代金を要求していることから資金集めのために他国を巻き込むのかもしれません。
イスラム教の中で起こった争いならば、他国まで手を出す意味がわからないと思います。シーア派とスンニ派の問題は片付けられないものなのでしょうか。結局、ISISの本当の目的は謎です。
イスラム教の教えには争いをすることは載っていないはずです。やられたらやり返す精神は間違っていると思います。ISISの攻撃の背景はまだ明確ではありません。詳しい方の意見をお待ちしています。

risarisa0218
お礼率31% (45/141)

国際問題
回答数4
ありがとう数1

みんなの回答 （4）
専門家の回答

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー

ks5518
ベストアンサー率27% (469/1678)

2015/11/19 10:59 回答No.3

ISの目的は、かつて1300年～1920年に存在した『オスマン帝国』の復活にあります。 ISの指導者、バグダディは昨年6月イスラム教の指導者である『カリフ』を宣言し、『イスラム国』を樹立しました。昨年の6月以降、ISはオスマン帝国を復活させるために、シリア・イラクの北部に在住するクルド人に対しイスラム教への改宗を要求し、それに抵抗した多くのクルド人を拉致し処刑や拷問、強姦といった残虐な行為を行いました。そうした事を受けて、昨年8月にアメリカのISに対する空爆が開始されました。その空爆を受けて、ISは人質として拘束をしていたアメリカ人ジャーナリストを斬首してインターネットを通じて世界に公開したのです。ここから、現在の様な世界を巻き込んだ争いが展開され始めたのです。先にも書きましたが、ISの目的はイスラム教を基にした国家樹立であるため、先ずはシリア・イラク付近のイスラム教に敵対する異教徒を対象とし、イスラム教に改宗するかISにそれなりの税金を納めてISの保護下に着くかを迫り、反抗すれば容赦なく残虐な処置をします。ですから、ISの敵対するターゲットというのは、最初からイスラム教徒ではないのです。そして新たに連合国の空爆により、ISを攻撃する国もISの攻撃対象となり、大規模なテロ行為が繰り返されるようになったのです。

その他の回答 (3)

chie65536（@chie65535）
ベストアンサー率44% (8740/19838)

2015/11/19 13:14 回答No.4

＞彼らは元々イスラム教の宗派争いの中で起こったテロリストだと教えてもらいました。「おおもと」が「ただの宗派争い」だとしても「今は違う組織」です。＞そもそもイスラム教の中で起こった争いならば、他国までに手を出す意味がわかりません。その「前提」が「もう、現状とは異なっている」ので、意味が判らないのです。起源が「ただの派閥争い」だとしても「今はそうじゃない組織」に変貌しているのです。ヤツラは「正式な政府が力を失って、事実上の無政府状態になっている地域を支配して、自分達が新政府だと言い張りながら、近隣諸国を巻き込んで支配地域を広げようとしている連中」なので、イスラム教の派閥なんて関係ないし、逆らえばイスラム教徒でもぶっ殺すし、勢力拡大のために他国にまで手を出しますし、やられたらやりかえします。善良なイスラム教徒は「ヤツラは我々善良なイスラム教徒とは関係ない。一緒にして欲しくない」って言ってます。＞何にしても、イスラム教の教えに争いをすることなんて載っているのでしょうか。コーラン（イスラム教徒の聖典）には聖月が過ぎたならば、多神教徒を見付け次第殺し、またはこれを捕虜にし、拘禁し、また凡ての計略でこれを待ち伏せよ。だが、かれらが改宗して、礼拝の務めを守り、定めの喜捨をするならば、かれらのために道を開けよ。とかあなたがたに戦いを挑む者があれば、アッラーの道のために戦え。だが侵略的であってはならない。本当にアッラーは、侵略者を愛さない。かれらに会えば、何処でもこれを殺しなさい。あなたがたを追放したところから、かれらを追放しなさい。とかって書いてあります。本当は「異教徒がイスラムに改宗せず、戦争状態になったのであれば仕方が無いから殺ってもいいよ」ってな感じで書いてあるんですが、勝手な解釈をして「殺ってもいいよ」だけ、都合良く解釈しているのです。この「勝手な解釈」は、過去のキリスト教徒の十字軍遠征の時にも行なわれていて、十字軍が異教徒を虐殺しまくっています。キリスト教徒が何百年前にやったのを、彼らは今やってるだけです。