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自己破産と会社の存続

会社を設立して6年経ちました。いままで経営状態が厳しく、個人でサラ金を借りながら運営してきましたが行き詰まってしまいました。 家は持ち家で住宅ローンの残は500万で、今の固定資産税の評価額は 460万です。会社の現状としては、私の役員報酬は、今月から払えない状況です。私は、代表を辞任してもう一人の取締役に社長になってもらうのが、取引先スタッフのことを考えるとよいと判断しています。 私個人は、自己破産か民事再生か悩んでおります。どのような手順で行けばいいのか、どんな判断が正しいのか意見をお聞かせください。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • milktea04
  • ベストアンサー率74% (164/221)
回答No.1

こんにちは。以前、法律事務所で働いていたことがありますので、お役に立てればと思い、ご回答させていただきました。 今回、借金の整理をお考えなのは、あくまでご質問者様「個人」での債務整理ということでよろしいでしょうか。「もう一人の取締役に社長になってもらう」ということですので、きっと個人様の債務整理ですよね。 個人的な心象をここで申し上げるのはいかがなものかと思いますが、会社経営をなさっていて、個人様で借入れを行なっていらっしゃるというのは、本当に会社のことを思ってやってこられたのだと思うと、胸が痛みます…。 さて、自己破産か個人版民事再生かでお悩み…ということですが、債務整理の中でも、「どの手続きを行うべきか」というのを判断する材料の一つをご紹介したいと思います。 自己破産をするか、それ以外の借金の整理方法を取るかは、まず、これからの生活をしていく上で、「収入」から「生活費」を引いた「借金の返済に充てることができる金額」が、いくらあるのか、また、その金額で返済ができる借金の額なのかという点で判断することになります。 自己破産以外の方法(任意整理や民事再生)は、利息制限法による引き直し計算をしたり、裁判所に申し立てて借金の額を圧縮してもらって、その後だいたい3年間にわたって返済をし続けなければならない制度です。 このため、これから会社の代表を辞任されて、職がない…という状態でしたら、任意整理や個人版民事再生を選ぶことはできないと思います。そのため、家を手放すことにはなりますが、自己破産をお選びにならなければ、借金が片付くことは難しいと思います。 一方、これからも借金の返済に毎月何万か充てることができる場合には、ご質問者様は家を持っていらっしゃいますので、任意整理か個人版民事再生をされることをおすすめします。 任意整理をする場合でしたら、住宅ローンの債権者のみを除外して、それ以外のサラ金のみの借金を利息制限法で引き直し計算し、返済していきます。ただ、この引き直し計算をしても、到底支払える額ではない場合には、個人版民事再生で、借金の額を最大5分の1まで圧縮して、返済をしていくことになります。この個人版民事再生は、住宅を残したまま、借金の額をかなり圧縮することができるので、ご質問者様にとっては、とてもいい手続きかもしれません。 ただ、自己破産や個人版民事再生は、司法書士や弁護士に依頼するととても費用が高くつきますので、安く借金の整理を進めたいのであれば、任意整理が一番だと思います。 任意整理は、債権者との交渉事になりますので、ベテランの弁護士や司法書士に依頼されたほうが優位に進みますし、民事再生や自己破産につきましても、裁判所に申し立てるための書類は膨大なものになります。 ですから、手順といたしましては、まず、ご質問者様が「どの手続きが自分に合っているか」を判断するために、まず専門家にご相談してみることをおすすめいたします。 相談に行ってみて、「この手続きが一番合っている」となれば、何の書類を準備すればいいのか…ということも見えてくると思います。(任意整理をするか、自己破産をするか…によって、集める書類の数は全く違いますから、むやみに動いてしまわないほうが、今はいいとおもいます) 1日も早く、弁護士に着手してもらえば、督促や取立てもされないと思いますので、お時間を見つけて、早めに相談に行ってみてください。 事がうまく進まれることをお祈りしています。 借金に関する相談を行なっている事務所さんをいくつかご紹介しておきますので、ご参考までにお使いください。 http://www.saimuseiri.com/ http://www.saimu-seiri.com/

ginga0606
質問者

お礼

milktea04さん、ご回答どうもありがとうございます。 おっしゃる通り、弁護士さんに早めに相談してみます。 ありがとうございました。

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