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日銀金融政策について
好況のとき 日銀の政策として 金利を下げて 売りオペによって 市中の通過量が減るんですよね。(そして 同時に預金準備率をあげる)この流れって、具体的にどういうことですか?中学生に話すのですが、 例えばの事例で教えてくださると わかりやすいです。
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まず好況の時は景気を引き締めたいので→金利を上げる 不況の時は景気を刺激したいので→金利を下げるのです。 そして金利を上げるには→売りオペ 金利を下げるには→買いオペです。 売りオペで市中の通貨量は減ります。 買いオペで市中の通貨量は増えます。 現金というのはどんな業種でもある程度は必要な物で、手元になければ借りてでも調達しなければなりません。 逆に余ってれば他の何かに投資でもしてた方がましなわけですから当然国債買ったり株を買ったり貸し付けたりします。 つまり 通貨量が減る→手持ちの現金が減る→借りたい人が増える→金利が上がる 通貨量が増える→手元に現金が余る→貸したい人が増える→金利が下がる 中学生にはこういう理解で良いんじゃないですかね
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- umaruko
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No.1です。よく考えたら金融政策になんて興味のある中学生なんてそういませんよね。(偏見) 教科書以上の長い説明なんて必要ないと思います。そんなのしてたら眠くなる。(笑) No.2さんの回答のように簡潔にまとめるほうがいいと思います。ただし、No.2さんの回答を丸写しするのではなく、自分の言葉でまとめていったほうがいいと思います。 そんなわけで私の回答は忘れてください。以上失礼しました。
お礼
いえいえ!じっくり読ませていただき、例えもわかりました。中学生というか、話す相手は 本当は大学生なんですが 中学生にもわかる説明の方が より理解し易いかな、、と思いまして、、。 自分なりの言葉で、組み立てて話します、ありがとうございました。
- umaruko
- ベストアンサー率73% (137/186)
好況時に心配なのは物価上昇率。好況時は物価が上昇しますので、特に生活保護者や年金生活者にダメージになる。ここから物価を下げるために行動していくのが好況時の日銀の行動となります。 (1)金利を上げる政策 これは、政策金利をあげるということですね。これをすることで、お金を借りるときの金利があがります。 (例)今までは年利3.0%だったので100万円借りても一年後103万円返せばよい。でもこれからは年利5.0%になるので一年後105万円返さなければならない。これでは損だからお金を借りるのはよそう。 というように、金利を上げることはお金を借りる人が減る効果があります。借金をするという理由は物を買うためです。借金しにくくなることで借金をして物が買えなくなっていきます。物を買ってくれないということは物を作っても売れないってことです。当然、売れなくなった物をもっていてもしかたがないですから、値段をさげてでも物を売る→物価下落となるわけです。 (2)売りオペ政策 日銀保有の国債を(主に)銀行・証券会社に売ること。(≒日銀が銀行に借金すること) (国債)日銀→市中 (お金)市中→日銀 つまり国債を銀行に買ってもらうことで、銀行のもつお金の量を減らす政策のことです。 (例)A銀行さんは今までたくさんお金を持っていましたので、B社に100万円を年利5%で貸していました。一年後には5万円のもうけです。 しかし、日銀が年利10%でお金を借りたいといってきました(これは、日銀の国債を銀行にかってもらうこと、売りオペです)。なんと一年後には10万円のもうけです。もちろんA銀行さんは今までB社に貸してきたお金で国債を買うことにしました。そして、B社はお金が借りられなくなってしまいました。 というように銀行のお金を減らすことで企業がお金を借りられにくくなります。この後は借金しにくくなる→物を買いづらくなる→物価の低下という同じパターンですね。 (3)預金準備率をあげる 預金準備率とは日銀に銀行が預ける準備金のことです。日銀に預ける準備金の量を増やせば当然銀行のもつお金は減る。そして以下略。 こんな感じでいいですかね。中学生向けだからなるべく平易な言葉にしましたが。でも、売りオペの説明なんて現実問題とは剥離した例になっていますよね…これでいいのか?そもそも好況時に金利を上げるのは物価上昇を阻止するためだったっけ?? 誰かもっといい例考えてくださ~~~い!!私の頭じゃこれが限界~~。
お礼
一番最後の流れ !わかりました。 一つ一つ考えていくと、なんで?と行き詰ってしまってました、、、。 ありがとうございました!!