Power and Authority in Society: Insights from Michel Foucault
このQ&Aのポイント
The difference between 'pouvoir' and 'puissance' seems to have been lost in the English translation.
I would like to know if there is a Japanese translation that is easy for Japanese people to understand.
Alternatively, if there is a way to translate it well, I would be extremely grateful if you could provide a translation.
原典のフランス語ー英語ー日本語への翻訳
Le pouvoir n'est pas une autorité s'exerçant sur des sujets de droit, mais avant tout une puissance immanente à la société, qui s'exprime dans la production de normes et de valeurs.
"According to the french philosopher Michel Foucault, the power is not an authority upon subjects of rights but, above all, an immanent power from the society which expressed itself in the production of norms and values".
1、"pouvoir"と"puissance"の違いが、英語訳ではなくなっております。
2、日本語訳で日本人に判りやすい日本語訳あれば、ご教示願いたいのですが。
3、もしくは上手く訳せるようであれば、訳していただければ大変在り難いのですが。
Selon le philosophe francais Michel Foucault,le pouvoir n est pas une autorite s exercant sur des sujets de droit, mais avant tout une puissance immanente a la societe, qui s exprime dans la production de normes et de valeurs.
「フランスの哲学者ミッシェル・フーコーによると、権力とは権限ある主体によって行使される権威ではなく、規範と価値の生産を体現するところの、何よりも社会に内在する力である。」
この判りやすい意訳からすれば、小沢秘書の逮捕については、国家機関の一環である検察機関(権限ある主体)よって行使された権威ではなく、規範と価値の生産を体現するところの、何よりも社会に内在する力(日本国民の意識の水準力やマスメディア等の報道力の関係の総和としての力)として行使されたもの=「権力」という理解が、フーコ的な理解ということになるのでは。
現象的な理解ではなく検察権限の行使、発動に関する本質的な権力理解になるのでは??????と勝手解釈しております。
勉強させて頂き有難う御座いました。
質問者
補足
正直言って満足してないのですよ。これですよね。
「Selon le philosophe francais Michel Foucault, le pouvoir n est pas une autorite s exercant sur des sujets de droit, mais avant tout une puissance immanente a la societe, qui s exprime dans la production de normes et de valeurs.」
「フランスの哲学者ミッシェル・フーコーによると、権力とは権利主体に行使される権威ではなく、何よりも社会に内在する力であり、規格と市場価値の生産を表すものである。」
「権利主体」という意味では日本人にはピンと来ないから、「権限ある主体(例えば公的な機関:起訴権限ある検察機関とか社会的な権限ある弁護士会:弁護士個々人に対する懲戒権)が行使する権威でなく」としたいし、「規格と市場価値の生産を表すものである。」を「規範と価値を体現する。」でいいのではなんて翻訳すれば・・・・・フーコー理解がし易いのでは、なんて考えている次第です。皆さんお知恵をお借りして、叉、辞書を引き引き、以上のように「本人の問題」として、考えてみました。
有難う御座いました。
お礼
「前半のpouvoirは国家的な公的背景が前提にある権力というのか・・・。 国家権力とは全然別ですけど。 後半のpuissanceは社会の諸関係における権力というのか・・・。」 多分、俺としては、上の説明でいいのではないかと・・・フーコー理解は間違っていないと思うのですが・・・・・・・ どちらにしても大変参考になった意見だと思います。有難う御座いました。