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簿記2級「標準原価計算」
配賦差異の分析について (1)直接材料費の配賦差異の分析はあるようですが、 なぜ、間接材料費の配賦差異の分析はないのですか? (2)直接材料費の配賦差異の分析はあるようですが、 なぜ、間接労務費の配賦差異の分析はないのですか?
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お答えします。 まず、直接費と間接費についてですが、 (1)直接費・・・製造直接費 どの製品にいくら使ったかわかるもの (2)間接費・・・製造間接費 どの製品にいくら使ったかわからないもの となります。 ですから、直接材料費=材料費ですが、間接材料費=製造間接費の分類になります。 製造間接費はどこにどれだけ使ったか分からない製造費の合計にすぎませんから、直接費による「価格差異」や「数量差異」の計算はしないのです。 逆に言うと、間接材料費でも厳密に差異分析ができますが、その時点で直接材料費と同じ扱いになってしまいます。 差異分析における製造原価の分類はあくまで「直接材料費」「直接労務費」「直接経費」「製造間接費」です。 ※間接材料費と間接労務費は「製造間接費」
お礼
とても分かりやすい回答でした。 ありがとうございました。