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なぜ日本はバカンス不可能?
ヨーロッパの人は夏に1か月バカンス取りますよね。 また、外国では通常の時も定刻に帰る人も多いですよね。 それで十分生活してます。 日本ではバカンスどころか、毎日夜遅くまでサービス残業の人が多いですね。 なぜ、日本は先進国なのにヨーロッパのような生活ができないのでしょうか?やはり、日本は貧しいのでしょうか?それとも生産性が低いのでしょうか?
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政・官・業のトライアングルがグルになり、労働者を搾取しているからでしょう。 労働基準法もまともに守られないのも、そのためでしょう。
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社会が、くらべて未熟であるからです。 日本では、合理化が良しとされがたい風潮が、まだあります。人情や、義理といったことが、職場に浸透しているのはいいこと思いますが、合理化に、冷血な機械的のイメージが、誤解としてあるのかもしれません。 ですから、欧米のように、合理化しようとは言いません。 日本には日本に合ったものがあり、その根底に流れる文化は、欧米に引けをとるどころか、今現在世界において、非常にニーズの高い精神の一角が、この日本に発達していると考えています。個の衝突に混迷する資本主義経済を転換でき、その混迷をスマートに打破する精神です。 話を戻しますが、日本では、合理化が進んでいないために、10生産しても、5しか得れません。残りの5は、無駄になるのです。水(金)はたくさん出るのですが、それを集め、分配、する能力に欠けています。つまり、ダダ漏れの現状です。 誰かがダムを作って、勝手に吸い上げているという話もありそうですが、現実には、働けど働けど、その分相応が報われているとは思いがたい状況が多いです。 サービス残業が、経営者の意識を鈍らせ、優秀な経営者が育たない大きな一因にはなっていると思います。 合理化は、個々が行うものではなく、上に立つものが行うのが、一番効果が上がるのです。首を切ることが合理化と思っているようなトップは、人情がないと思われても仕方ないのであり、自分の権利を行使し、自分の生活を守れない被雇用者は、自立していないといえるでしょう。 優れたトップは、優れた人の雇い方をしますし、まず、聞く耳を持ちます。自分の仕事が、下の経験(現場)をまとめ、導くことであると知っているからです。優れた被雇用者は、自ら適していると思うことを行い、確かな意思表明をするものです。 自立していないものばかりが集まって、よい社会が成り立つわけがありません。 戦後の、臨時的に設置した生産重視の教育を、今の今まで続けてきた鈍さが、現状の原因だと思います。十年の単位での、気の長い変革が必要と思います。欧米をただ追従することだけは避けてほしいです。なぜなら、現状、欧米にも問題はあるのであり、その問題までも、わざわざ背負い込むことになるからです。これ以上世界の混乱を増やさないためにも、日本は日本に回帰することで、世界へ出なければなりません。 ☆日本の意識すべきは、地方主体の、網の目のような経済だと思います。 これが、日本型の合理経済体制だと思います。網は金をもらすことなく、方々に分配することができます。網は、いわば文法です。いろんな経済の活動の組み合わせをもたらし、創造力、合理性、ともに大幅によくなります。東京などの大都市は、対外国向けのために、必要上そこに金が集めれるようになるでしょうが、サイバーマネーの出現により、金は地の利を問わなくなっています。対外物流、交流を主とした、より純粋な国際都市になるはずです。そこは、日本ではありません。世界の、東京です。税制も、経済活動も、国内のそれとは異なるはずです。 今までは、都市を経由しないと、国内の経済サイクルが完了しませんでした。 網の目ならば、一定の経済サイクルが、国内全域をつかって循環するようにできるはずです。そこから、海外から仕入れた分は、国内でまわし、自国のものとの混合物を、仕入れた分量、海外へ出せばいいのです。 網の目方経済を立てるには、中央集権よりも、地方分権の比重を重くし、国民の現実に政治を近づけます。 そして、地方同士の全国的な連携を強化する基本システムを、中央的につくればよいのです。あとは、地方それぞれが、現場を意識してやればよいのであり、全体の集合に姿を変えた中央は、地方を養うことで、安定するという現実を、よしとすればよいのです。中央に必要な金は、地方達が、生産するからです。中央は、地方に養われるのであり、地方も、全体としての中央に、養われるのです。 そして、世界における、日本としての機能を、中央の国際都市が果たせばよいのです。内政と、外交は、分かたれ、利益も一致しませんが、世界の利益は世界の人の利益であり、日本に住む人も例外ではありません。 内政は、自己責任のもとに、日本が日本自身に問えばよいのです。内政と、外交を、癒着させてはいけないと思います。また、日本は、国内に世界(国際都市)を抱え込むことで、より世界との付き合いを親密に、誤解すくなく進めることができるはずです。我々の生活は、国内だけの話ではすまないということと、思います。
- rockylove
- ベストアンサー率31% (7/22)
いろいろありますが、根本は日本人は「お金至上主義」だからでしょう。 労働時間が短いヨーロッパの一般人は平均的に低収入です。彼等にはお金よりも大切なものがある訳ですね。 物質的に恵まれなくともゆったりと流れる時間を楽しむ、お金のかからない生活習慣を当然と受け止める事などが肝要かと存じます。お給料はいままでどおり、しかもヨーロッパ並のバカンスを楽しむ時間を頂戴と言う人がいたらそれは虫が良いですな。好きな人を喜ばすためにプレゼントを買うとか有名レストランで食事するとかを考えている人にはこれは出来ないでしょう。まぁ、今の日本にお金以外のものを大切にする女性がおりましたらめっけものかと存じます。 一方、老後の生活を自力で工面する日本人のお金(貯蓄)に対する態度とヨーロッパとは大きな違いがありますね。給与の多くの部分を税金で持ってゆかれる彼等ですが、老後の生活は国家が保障するので、可処分所得は楽しみに全額投入できるのも大きいですね。
- wncek
- ベストアンサー率27% (55/200)
一言でいってしまうと、「習慣の違い」ですね。 ハッキリ言ってしまうと、「契約」です。 雇用者と被雇用者は、契約をします。両者はその契約を守る義務があります。 同じキャリアで、同じ仕事をしていても給料に差があるのは、契約に違いがあるからです。不満がある場合は会社と再契約の交渉をします。一般的には、年に一度再契約の交渉をします。会社によっては省略される場合もありますが、年棒契約なので、再交渉しなくては昇給もありません。 一般的にヨーロッパ人は、労働は生活費を稼ぐ為の手段として割り切って働いている人たちが多いと思います。必要以外(会社と契約していない事)のことは、進んではしません。時間がきたら仕事の途中でも帰ってしまうし、やりかけの仕事があってもバカンスで休みます。その間、その人の仕事を代わりにする人なんていないので、その人が戻ってくるまで、仕事は止まったままです。フランス人、イタリア人は特にプライベートなことを優先する傾向にあると思います。同じヨーロッパでもイギリス人やドイツ人は、仕事の途中でホリデーをとる人は少ないと思います。(団体ツアーなどで以前から予定していた旅行の場合は、キャンセルできないので、これには当てはまりませんが、私の知る限りでは、他の人に引き継いでもらう人が多いように感じます) 休みは会社との契約で決まっていることなので、権利として認められます。 会社もそれを拒むことは、契約違反になるのでできません。 管理職の人は、給料も多いのですが、その分私生活を犠牲にすることが多いと思いますが、それも契約なので、仕方がないでしょう。契約を守らなければ解雇されてしまいますからね。 日本も、個人のプライバシーが尊重されるようになれば、周りの人たちからとやかく言われることも無く、堂々と休めるようになると思います。
精神面では・・・日本では個人が自立していないからです。個人は、社会に対する比較としか捉えられていない、つまり、主体性が無いのです。従属している事に安心感を持ち、そこに奉仕する事で、個人を主張している気になっているのです。 現実には・・・毎日夜遅くまでサービス残業の人が多いのは、そうする事で、競争をしているからです。そうしない事で競争できる能力を持たないからです。 時間を使って能力を発揮するとは、持久力で勝負しているのです。本当は持久力などいらない。判断力と決断力だけが必要なのだという事から逃げているのです。時間を使って大切なところから逃げる努力をしているのです。
- nightowl
- ベストアンサー率44% (490/1101)
No.1 の方のおっしゃる通り日本人とヨーロッパの人の労働観の違いもありますが、 ヨーロッパ(特に北欧)人がバカンスに出かけるのは精神的休養のほかに 肉体がそれを求めているからでもあります。 高緯度地帯であるヨーロッパ(ローマは札幌より北!)では 意識的に日光浴をしなくては十分な紫外線がとれません。 紫外線が足りないと骨の石灰化に必要なビタミンDを体内で合成することができず、 骨が弱くなる「くる病」(小児)や「骨軟化症」になる危険性があります。 ドイツや北欧の人たちが太陽を恋しがるさまは日本人の想像を絶するものがあると聞きます。
- farnorth
- ベストアンサー率16% (70/420)
一般論と個別の話が混同されているのでは? と思いました(ごめんなさい!)。知り合いのヨーロピアンは1か月も休んでないし…。逆に日本人でも一か月休む人はいますよ(流通とか、機械メーカーとか)。 一般論なら、国民性の違いでしょうね。まじめな人が日本人の典型ですし。海外とのNGOで現地人との国民性(働かない現地人との軋轢)に苦しむ日本人の話はいまだにありますよね。 巷間される「ヨーロッパのような生活ができない」というのはやはり個人的にやろうと思えばできないことはない、と思うので明らかに違うと思います。「政府は二流」と前からいわれるように、そのレべルでは国際的にも低評価の日本ですが、経済でももはや先進国ではないと思います(イタリア以下とはいわれるし、韓国以下とかいう話もあるし)。生産性ではなく、国民個人の意識の問題だと思います。
- andrea
- ベストアンサー率17% (12/70)
日本人が働き蟻だからじゃないでしょうか?会社に奉仕することが大切とされていますし。ヨーロッパ人などには残業やバカンスを潰してまで会社に奉仕するという考えがないのでは? 話がズレますが、隣の家のテレビや音楽の音でうるさいのは注意して、夫婦ゲンカでは注意しないという話を思い出しました…。
お礼
そうですね。一部の人だけ、ろくに働きもしないのに、お金をがっぽりもらってますね。 賄賂をもらう政治家 天下りする役人 実力もなくろくに仕事もしないのに会社を渡り歩く財界人 我々はこいつらに搾取されているんですね。うーん、ひどすぎる。