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ポリアクリルアミドゲル作製について
うちの研究室ではポリアクリルアミドゲルを作るとき固まったかどうかの目安に、残ったゲルをとって置いてあります。 今回ゲルを作製した際、ガラスに挟んだ使用する部分は固まっていたのですが残ってとって置いたゲルが固まっておらず目安になりませんでした。 これは何が原因でしょうか? 残ったゲルはスピッツ管(洗浄後、使いまわし)に入れて栓をして完全に放置しています。 実験そのものに支障はありませんが目安として使えないため不便で、気になったのでお聞きしました。 ご回答、よろしくお願いいたします。
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#1の方が仰るように、混ざっていなかったという可能性もあります。 それとは別に、ガラスに挟んだものの方が、スピッツ管に残した方より重合しやすいはずです。 アクリルアミドの重合は空気(酸素)によって阻害されます。 ガラスに挟んだゲルは両面をガラスやシリコンのスペーサ、上部を水や有機溶媒で囲まれ嫌気的な環境になります。 一方のスピッツ管等は、栓をしておられますが、上部がで空気と接しているはずですので、重合しにくくなります。 逆に言うと、少なくとも空気と接しているスピッツ管の方が固まっていれば、ガラスの方は確実に固まっている、という指標になることは確かだと思います。
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- owata-www
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回答No.1
あんまり経験ないですけど、重合開始剤(APS)や反応促進剤(TEMED)が均一に混ざっていなかったとかは? 自分だったら怖くてそのゲルは使いませんが
質問者
お礼
十分にボルテックスを行っているので、その可能性は薄いと思いますが… ご回答ありがとうございました!
お礼
なるほど!アクリルアミドの重合は酸素によって阻害されるんですか! 確かにそうゆうことだと、疑問の答えとして説明ができますね。 いやいや、とても勉強になりました。ありがとうございました!