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二宮翁夜話の中のことで・・・
巻の2 45 大島勇助曰、・・・ 「眼を閉じて世界のうちをよく見れば晦日の夜にも有明の月」(道歌)がありますが、この歌の細かい意味がわかりません。 どなたかお教えください。宜しくお願いします。
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「ものを見るとき、肉眼で見ただけで判断すればしばしば間違うことがあるが、心眼、すなわち心の眼で見れば、真相を見抜くことができる」という翁の教えを歌に詠んだものですね。意味はそのままわかると思いますが、「世界の物事を見るのにも眼で見るのではなく、いちど眼を閉じてよく考えること、そうすれば晦(新月)の日でも月の姿を見ることができる、肉眼で見えない世界の実相が見えてくるのだ」というわけです。
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- cyototu
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回答No.2
答えにはなって居りませんが、この歌を読んで、南方熊楠の辞世の都々逸、 見えぬ山路を越え行くときにゃ 鳴かぬ烏の声もする を思い出しました。こんな尋常で無い歌を詠んだのは南方を置いて他には居ないと思っておりましたので、非常に参考になりました。一方が辞世の歌ということで、この都々逸ほどハチャメチャではありませんが、未熟者の表層の理屈をぶち抜いた点では、相通じるものがありますね。
質問者
お礼
早々にありがとうございます。 今後もいろいろ質問投稿しますので宜しくおねがいします。
お礼
そうそうにありがとうございました。 二宮翁夜話は、いろいろ考えさせられることがおおいです。 今後もわからないことがあれば質問投稿しますので宜しくお願いします。