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長月の有明の月はそれほどに明るいのでしょうか?(他)

回答者の皆さんにはいつもお世話になっております。 先日、ひょんな事から新古今和歌集の藤原惟成の   しばし待てまだ夜はふかし長月の有明の月は人まどふなり   (今しばらくお待ちなさい。まだ夜のうちですよ。長月の有明の月影は明るくて、もはや夜が明けたのかと人は勘違いするのです) という歌に出会いました。 <長月の有明>・・・旧暦九月で月の出が夜更け以降になり、そのため明け方近くになっても月が沈まずに空に残っている頃。すなわち新暦の十月下旬~十一月上旬であろうかと思われます。そのころの有明月をじっくり観察した事はないので良くわからないのですが、実際そんなに明るく月が輝いているのかな、と疑問を覚えました。 平安時代の文学を読んでいると「長月の有明月に誘われてそぞろ歩いた」とか「長月の有明月のことに美しい夜に・・・」などと、様々な物語や随筆で<長月の有明>をさかんに賞賛しています。旧暦八月十五日の<中秋の名月>や同九月十三日の月なども平安人に愛でられて和歌に詠まれたりしていますが、<長月の有明の月>も他の季節では感じられないような、なにか特別な風情を漂わせているものなのでしょうか。それに明るさと言えば、満月のそれに勝るものはないと思うのですが・・・。 そこで月について詳しい方に伺いたいのですが、  *十月下旬~十一月上旬の頃の月光はそれほど明るいのでしょうか  *他の時期の月と比べて、どのように優れた美しさなのか、またそのよう   に見える理由 この二つについて教えて頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。    

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  • equinox2
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回答No.2

こちらのサイトでは、月の高度との関係が書かれています。 http://www.k5.dion.ne.jp/~totoya/b_class/omake_06.html 今年の場合だと、月齢が20に近いのは11/7で月の南中は 東京の場合で 03:06 、高度は79度くらいとかなり高い月です。 #空気が澄んだ晩秋の、夜明け前の高い月ということでしょうか・・  

kasane
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます!上記サイトさん拝見しました。私の知りたい内容がピンポイントで解説してあります!旧暦長月といえばこれからその時期に入るので、できれば早起きして<有明月>を観察したいと思います。

その他の回答 (1)

  • potachie
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回答No.1

 *十月下旬~十一月上旬の頃の月光はそれほど明るいのでしょうか  *他の時期の月と比べて、どのように優れた美しさなのか、またそのよに見える理由 「月」については素人ですが、気象の面から考えられることを挙げてみます。 「月」自体の明るさについては、季節による差ありません。大気の状態が違うだけです。 春の黄砂などと違い、初冬は空気が澄んでいることが多く、また、気象面も、日本海側から太平洋側へ風が抜ける関係で、日本海側で大雪になります(このため黄砂が来にくい)が、太平洋側では晴れる日が続くことになります。 東京から富士山がきれいに見える時期でもあるので、東京や京都では、大気が澄んでいる時期といえるのではないでしょうか。

kasane
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます!なるほど<大気の澄み方>が原因なのですね。確かに月自体の発光(正しくは太陽からの反射でしたっけ)が季節によって変化するわけではないだろうし。昼間でも秋~初冬にかけては<空が高い>といいますよね。