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旧約外典知恵の書、ラスト近くが分かりません。
- 旧約外典、知恵の書を読んだ際に、終わり間際の19.18から19.21が分からない。
- 信じる者は救われ、罪人には裁きが下るという意味合いがあるのか疑問に思う。
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>まあ仕方がないのでしょうが、素人にはキビシイ本ですね。 私も信者じゃないし、聖書研究家でもないし、普通人です。 内容はですね。 正確さに欠けますが、ざーっと説明すると、 ユダヤ人の祖先のヘブライ人は、エジプトにも集団で住んでいたんです。 でも、あまりにも増えちゃったので、エジプトの王はそれは困るとして、モーセが生まれた頃、ヘブライ人の新生児を殺すようにという命令した。 人口抑制政策ですね。 かわいそうに思った人がモーセを殺さず葦に隠して川に流したんです。 それをエジプトの王女様が拾って自分の子供として育てた。 モーセは王家の者として成長し、エジプトに富をもたらす奴隷制度を確立。 ある時、奴隷であるヘブライ人がご主人様であるエジプト人から暴行を受けているのを見て、モーセは憤怒し、暴行したエジプト人を殺した。 誰も見ていないと思ったのに、みんなモーセは人殺しだと知っていた。 やばいと思ってエジプトから逃げて他の地方で暮らした。 そこに神が現れ、ヘブライ人をエジプトから連れ出せって命令したんです。 でも、エジプトの王様に申し出ても当然、奴隷がいるからこそ、楽できているので、ダメって許可しなかった。 すると神はエジプトの災いをもたらした。 こりゃ モーセのバックに得たいの知らないすごいことをする何かがいるな となり、奴隷のヘブライ人がエジプトを出ることを一旦は許可したんです。 それでモーセはヘブライ人を率いてエジプトを出る旅をした。 ところが、エジプトの王は、やっぱりダメって彼らを連れ戻すため軍を派遣した。 海際まで追い詰められてもうダメだぁ~ と思ったとき、海が割れて道ができた。 彼らが渡りきると、海が元に戻り、負ってきたエジプト兵は海に飲み込まれた。 モーセについていったヘブライ人たちは、その旅が辛くていろいろ不平を言った。 「こんなことならモーセについて来るんじゃなかった。エジプトで奴隷のままでいた方がどんなに幸福だったか。第一食うもんないじゃん!」 みたいな? そこで、神は「うるさいなぁ・・・」って思ったかどうか知りませんが、天から白い食べ物を降らせて彼らを養った。 水が無いと民が騒げば、「やれやれ」と思ったかどうか知りませんが、モーセに、「岩を杖で打て、そうすれば水が出る」と教えた。 このように超自然現象を起こし、神はヘブライ人をパレスチナ(ペリシテ人の土地って意味)に移住させるという計画を遂行していったわけです。 「どっちに向かっているの?」と聞く民に「ようわからんが、必要に応じて神がこっちって指示出すだろうから、指示出るまではブツクサ文句言わず進め」ってなわけでテクテク歩いた。 神は民が神を不信したので怒って、わざと嘘教えたのかどうか知りませんが、ダイレクトにいけばそんなにかからなかったのに、意地悪してしまったのかたどり着くまであっちこっちひきづりまわし、結局40年かかってペリシテ人の土地カナンまで誘導した。 民への罰は ひきずりまわしの刑でしたが、神の言いつけを守らなかったモーセはもっと罪が重かった。 「お前はカナンに入ることは許さん! ちね!」ってなわけで、モーセはカナンに入ることなく死んだ。 おーー こわっ、 これが主な出エジプトのエピソード。 聖書は、人々の神への畏怖 つまり 驚きに満ちた内容なんです。 この民族は今まで何度も絶滅寸前になっているのですが、からくも生き延びている。(歴史的にもそれは事実で、絶滅の危機に何度もあっている) 何度も背信するヘブライ人を絶滅させないのは、旧約聖書の方で、神は二度と自分の民を絶滅させることはしませんと契約しているから。 ナチはへブライ人の子孫のユダヤ人をこの世から一人残らず消し去ろうとしたでしょ? 20世紀に。 追い詰められたユダヤ人に、渡航ビザを日本人の大使は発行して、海を渡らせ逃がした。 20世紀にまた奇跡を起こして、自分の民を海を裂いて逃がしたってわけです。 だから、ユダヤ人は日本に対して好意を持っているんです。
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- kigurumi
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No。1です。 調べてきました。 ネットで検索して19章だけ読んできました。 内容は、出エジプトのことですね。 エジプトはヘブライ人という客人を奴隷とした。 ヘブライ人は彼らに利益をもたらしたのに、出て行くことを拒んだ。 するとエジプトに災が起った。 (自然が変化し、エジプトに危害を加え、エジプトの王はヘブライ人が出て行くことを許可した。) しかし、許可しておきながら、追いかけていった。 すると自然はまた変化し、水を分けて彼らが海を渡れるようにした。 実はこれらの自然の変化は神がやったことで、神に従うヘブライ人を神は守ったし、餓死寸前においても、彼らに食べ物を天から降らせて養った。 神は自分に従うものは、養ってくださる。 こんなことじゃないでしょうか。 >信じる者は救われ、罪びとには裁きが下るといった意味合いなのでしょうか。 まあ そんな感じですね。 ただし、私は別な情報を知っており、これは表向きの内容で、実際は違うと思います。 が、今回の話とは逸れるので、書かないでおきます。 それと、あのソロモンが・・・と疑問に思っておられるようなので。 ユダヤ文学の特徴は、思想家は自分の思想を表すとき、かつて英雄とされた人の名前を使って物語にして表現する という習慣があった。 ソロモンはこの民族では知恵者という設定なんです。 だから知恵書はソロモンの名前を使っている。 で、いろんな思想家が、アブラハムが、モーセが、エリアが、ダビデが、ソロモンが とその名前を使って物語を作り思想を表した。 たくさんの物語ができたが、どれが史実で、どれが後世に作家が創作した内容なのかわからなくなった。 それで紀元1世紀に聖典を作る際に、「おそらくこれは史実じゃないか」と思えるものだけ聖典に入れた。 といういきさつがあるんです。 ソロモンは1万人くらいの妻を持っていたとかいいますが、無理!!!!! で、私の解釈だと、1万人くらいってのは、日本の八百万と同じ意味だとすれば、沢山のって意味になる。 妻は擬人化された知恵(ソフィー)、ヤハウエイの妻シェキーナだとすれば、意味が通じるわけです。 ソロモンはすごい知恵者だったって。 (知恵であるソフィーという妻を娶っていた。) 確かにそうです。 外交に長けていたようで、あっちこっちの勢力から妻をもらうことで、他の勢力と同盟関係を結んだ。 同盟を結んだ国は、他の勢力から狙われないので、戦争に金をかけずにすむ。 人口は増え、文化が盛んになる。 ソロモンは実際は神を信仰していたからというと、そうではなく敏腕政治家。 しかし、宗教側は、ソロモンが義人だったから、神が彼に祝福を与えたとした方が都合がいいじゃないですか。 十字軍の遠征の真実は、ソロモンはエジプトの叡智を知り、錬金術で何かを作り出し、それを隠したという話があり、後世の人はそれを財宝だと思い、探しに遠征したらしい。 財宝じゃあなかったようです。 知恵を財宝だとするなら、財宝でしょうけど。 で、ユダヤ人の伝承にこんなものがある。 至聖所がエルサレム神殿にあり、そこはヤハウエイとシェキーナの寝室で、ローマ帝国が至聖所を破壊したとき、シェキーナは地上に下り、ヤハウエイは天に残り、今の地上にいるであろうシェキーナ(知恵)を探している と。 ヤハウエイがシェキーナを見つけ出せば、地上に平安が訪れる と。 つまり、ユダヤ人にとって平安が来ないのは、神が知恵を失ったからということじゃないか と。 神が知恵を再び取り戻せば、ユダヤ人に平安が訪れるってことですね。 そのためにはエルサレム神殿を再建し、寝室を作る必要がある。 が、どんなに金をつぎ込んでもエルサレム神殿はできない。 特にキリスト教が再建を強く阻んでいるため、ヤハウエイはいつまでもシェキーナを取り戻せない。 で、アメリカといろいろやっているわけだが、知恵が不足しているため、どうしてもできない。 なによりメシアが出無いと、、、、ねぇ・・・。 いつレビ人の中から知恵者は現れるのか、ってワクワクしますよね。
お礼
うーん。出エジプト記ですか。まいったな。確か、途中から、戒律か何かが、たくさん出てくるんですよね。その後のも、規則がたくさん並んでて、読み通すのが…。それにユダヤ文学には、独特な習慣がありそうだし。まあ仕方がないのでしょうが、素人にはキビシイ本ですね。多分、注釈書のようなものもあるのでしょうが、そんなものに手を出したら、いよいよ読みきれないし、困ったものです。 恥ずかしながら、シェキーナというのも初耳でした。色々ありがとうございます。とりあえず様々な事柄が詰っていて、面白そうな本だと思うことにして、懲りずにとっかかってみることにします。また、何か質問をアップするかも知れませんが、その折にはよろしくお願いします。
- kigurumi
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すいません。 知恵の書って、<シラの子イエスの知恵の書>の方ですか? 内容を読むと、<コヘレトの言葉>の方だと思えるのですが、恐らく私の持っているものと同じ本をだと思うのですが、私のには19:18とか無いんです。
補足
kigurumiさん。ありがとうございます。聖書の知識があるわけではありませんので、私がどこかで間違っているのでしょう。私の本ですと旧約聖書続編の中で、マカバイ記二とシラ書(集会の書)の間に知恵の書というのがありまして、19.18「自然の要素がそれぞれの関係を変えるのは…」とあり、19.21が「…氷のように解けやすい天からの食べ物も解かすことはなかった。」で終わっています。この19.18から19.21が、何だかよく分からず質問したのです。具体的に本文の引用も書けば良かったのですが、手抜きのため、分かりにくい質問になってしまい、すみませんでした。
お礼
kigurumiさん。お付き合い頂きありがとうございます。 聖書ということで、こちらも構えてしまいますが、ギリシャ神話とか、古事記の神話と同じように、古い民族神話として読めばいいんでしょうね。 それと、なるほど。20世紀にも海を裂きましたか。ユダヤ人恐るべし…かな。 色々分かってくると面白いのでしょうが、とにもかくにも、あの戒律の山とか、詩篇とか、預言書とか、私にとっては前途多難な聖書であります。