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地球の形についての疑問
- 地球の形については、ほぼ球体であるとされています。
- 一部の説では、自転や潮汐力により南北につぶれたミカン型であるとも言われていますが、その差は山脈と海溝の高低差とほぼ同じ約20kmであり、地球の大きさに対しては無視できるレベルです。
- しかし、ミカン型という説明は疑問を感じる人もいます。地球の模型を作っても肉眼では真球にしか見えず、ミカン型には見えないという意見もあります。最近でも地球はミカン型だと教えられることもあるのでしょうか?
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「極端に言うとみかんを押しつぶしたようだ」くらいの表現はあると思います。 「地球の自転による遠心力のせいで、赤道直径が極点直径より少し大きい」 全体としてはほぼ球形だが、無視できるほどの差ではあるにせよ、 その差の数字の大小よりも、差ができた原因や差があるのだという認識に重さを置いて述べるための表現ではないでしょうか。 実際には、その差と言うのはよく言われるように、鉛筆で球形を書いたときの鉛筆の幅に納まってしまうほどわずかなものであるのは確かなのです。
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- KonnaMonde
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>ところで、緯度1秒は約30mですよ! 30cmではありません 失礼しました。 ご指摘の通りです。 単位を変更します。 赤道付近での緯度1秒の弧の長さは約30.72m、極付近での緯度1秒の弧の長さは約31.03m、その差は約0.3m(30cm) これは、地球が楕円体であるからなのですが、たった30m位の長さで、30cmも違う。 これが無視できると思いますか。
- Hayashi_Trek
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山や海溝が存在するのは狭い地域である。 (100km四方が全て8000m級の山とか海溝にはならない) (エベレスト山も本当に高いのはごく一部) それに対して、赤道直径の膨らみは全地球的に起きている。 ということではないでしょうか。
- KonnaMonde
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>相似形にミカン大の地球の模型を作っても肉眼では真球にしか見えず、まずミカン型には見えないでしょう >最近でも地球はミカン型だと教えていたりするのでしょうか? そうですね。 こういった見方をすれば確かにそうなんです。 が、だからと言って地球はほぼ真円であるとは教えられないのです。 理由は、最初に教わったものは将来への基礎になります。 もし間違ったことを最初に覚えてしまうと、後々、いろいろな面に悪影響が出て来る恐れがあります。 そう見えるか見えないかではなく、基本的に 「地球はミカン型(楕円体という表現を使います)である」 という考え方を最初に植え付けておく必要があるとの考えからだと思います。 学校で、もし、「地球の模型を作っても肉眼では真球にしか見えない」から真球であると教えるとどうなりますか。 悪く言えば「嘘を教えた」ことになります。 だから、そうは教えられないのです。 >しかし赤道直径と極点直径はたしかに若干極点直径の方が短いものの、その差は山脈と海溝の高低差とほぼ同じ約20km >地球の大きさに対し山谷は無視できるレベルと言いながら、同じ20km差をもってミカン型と言うのは矛盾してる 鋭い指摘で、先生もたじたじになったのが想像できます。 しかし、数値は同じものですが、比較する対象が違えば、その表現も違ってきます。 「地球の大きさに対し山谷は無視できるレベル」という表現は、あなたが言っている「地球の模型を作っても肉眼では真球にしか見えない」。 だから無視できると言った。 一方、無視できると思える「ミカン型」を地理的な面から見た場合どうでしょうか。 赤道付近での緯度1秒の弧の長さは約30.72cm、極付近での緯度1秒の弧の長さは約31.03cm、その差は約3mm。 これは、地球が楕円体であるからなのですが、たった30センチ位の長さで、3mmも違う。 これが無視できると思いますか。 地球の半径は極より赤道の方が長いのですが、極付近の方は赤道付近より平らなので弧の長さは長くなります。 まだ他にも、楕円であることによる違いはあります。 これらのことを考慮すれば 「地球はミカン型だと教え」 る意味がお分かりですね。
お礼
厳密には真球ではないと教えるべきなのは理解できました ところで、緯度1秒は約30mですよ! 30cmではありません >たった30センチ位の長さで、3mmも違う これだけ違っていたら見た目にもハッキリとミカン型に見えるでしょう
お礼
なるほど、チョットわかった気がします 山や谷は目で見て実感できますが、地球の形はほとんど実感できませんし、南北と赤道直径に差があることはなおさらです マクロ的にはどちらも誤差の範囲内ではあるものの、自転や潮汐力の影響がわずかながら地球の形に影響している旨を表したかったのですね