楕円体上の最短測地線
地球上の二点の長さを手計算でやろうと思い立ってこの問題にぶつかりました。赤道半径と極半径に22kmの差があるので、地球を球とみなせば容易に計算できるのですが、かなりの誤差が心配されます。
とりあえずモデルとして採用しているのは、αをパラメータとして、
x^2+y^2+αz^2=1
であらわされる楕円体です。この楕円体上の二点の最短測地線を求めたいです。楕円体上の測地線が何で与えられるのかすら知りません。(2点を通る平面で切断した切断面なのかと想像はしているのですが)また、それらの中で最短の測地線を与えるものは具体的に計算できるのでしょうか?さらに最短測地線が求まったとして、その楕円弧長はやはり楕円積分となって初等関数では表せませんか?
とりあえず疑問にしているのは、
・楕円体上の任意の二点の最短線を求める方法
ということです。ご教示よろしくお願いします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私の描いた絵は地心緯度だったのですね。 尚、教えていただいた単語で検索してみた結果、 次のようなサイトを発見しました。 http://www.toyama-cmt.ac.jp/~mkawai/lecture/introduction/term/term.html このサイトの下のほうを見ると、 地理緯度(Geographical Latitude,lA) 測地緯度とも言い、地図等で使用されている緯度である。 地球楕円体上のある地点において地球楕円体に接する平面の法線と 地球赤道面のなす角。 天文緯度 地球楕円体上のある地点における鉛直線(ジオイド面の法線)と 地球赤道面とのなす角。 となっており、教えていただいた内容と異なる解説がなされています。 サイトの絵を見てもわかりますが、天文緯度も地理緯度も、測定地点の法線と地球赤道面のなす角としているようです。 (測定地点を厳密にジオイド面とするか、理想的な楕円体とみなすか、という違いのみのようにみうけられました) 大変失礼ながら、どちらが正しいのでしょうか?