- ベストアンサー
かまぼこ型の凸レンズを互いに直角に組み合わせた場合
表題のように組み合わせた場合、普通の凸レンズとどこか違うものになりますか。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
2枚のかまぼこレンズの主点に相当するもの(光学的な中心に対応する線)を重ねることができないので、凸レンズとは異なるものになりそうに思います。 (上下方向と水平方向で屈折のおきる位置が異なる、という状況になるように思います。)
その他の回答 (4)
- reiman
- ベストアンサー率62% (102/163)
他の方式にナイフエッジなどがありますが今一だったのでこの方式になりました。 方式の原理は 正方形検出器の受光センサーにディスク面からの反射光を集光させ その集光面が円ならば距離が正常で 楕円ならば距離が異常とするもので その楕円の長軸がどっちの方に向くかによって 遠近を判断します。 受光センサーは正方形を4つの正方形(A+B+C+D)に分割したもので A+C=B+Dならば円 A+C≠B+Dならば楕円 A+C<B+Dならば例えば遠 とするものです。 ただし、A,B,C,Dは検出された受光量。 ┌┬┐ ├┼┤ ┗┴┛ ただし、 蒲鉾レンズ(シリンドリカル)レンズは正方形センサーの対角線方向に 傾けて配置します。
お礼
そのような特殊な用途には優れているものなのですね。興味深いお話をありがとうございました。
- tance
- ベストアンサー率57% (402/704)
tanceです。 ちょっと勘違いしました。シリンドリカルレンズを十字に組み合わせる ということだったんですね。てっきり光軸を直角に曲げる方向に 配置するのだと思ってしまいました。 前回の回答は忘れてください。 失礼しました。
お礼
ご丁寧にありがとうございました。普通の凸レンズより作るのが簡単というようなこともないのでしょうね。
- reiman
- ベストアンサー率62% (102/163)
CDのフォーカスサーボの方式アスティグマに使用されています。 実際には1つは通常の凸レンズ もう一つが蒲鉾レンズです。 原理的には同じです。 垂直2方向で焦点を変えてディスク面とレンズとの間の距離を検出する。 20年以上前に松下電器によって開発され今だに ほぼすべての光学ディスクプレーヤに 使われている方式です。
お礼
ご教示ありがとうございます。距離の検出には通常の凸レンズよりすぐれているのでしょうか。
- tance
- ベストアンサー率57% (402/704)
両方のレンズを通る光線に限って言えば、普通はめちゃくちゃ収差の多い 光学系になります。それように光軸をずらした特別設計の凸レンズなら 話は別ですが、普通はとても使い物にならないです。 なぜなら、どちらのレンズも光軸から大きくかけ離れた光線を扱う ことになるからです。色収差以外は顕著に悪化します。
お礼
ご教示いただき感謝いたします。実用的な意味がないということですね。
お礼
像を拡大するという目的では使えないということでしょうか。ご教示ありがとうございました。