• ベストアンサー

片面が平らな凸レンズの特別な使い方は

あるのでしょうか。一般の凸レンズではできないようなことがあるのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ohkawa3
  • ベストアンサー率59% (1509/2540)
回答No.2

「特別な使い方」というのがどのような事柄を表しているのか十分に理解できていませんが、光の入射の状況によって、凸面から入射するか、平面から入射するかで光の利用効率に明らかな差異が生じる場合があります。 下の図は、舞台照明用のスポットライトの模式図です。 舞台照明用のスポットライトでは、両凸レンズは使わずに平凸レンズを使います。この方がレンズの表面反射による光の損失が少なく、収差も少ないからです。

kaitara1
質問者

お礼

こういうことがあるのですね。初めて知りました。

その他の回答 (2)

  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1499/3652)
回答No.3

「特別」かどうかは別として、実際に使ったことがある事例を紹介します。 1.望遠鏡の対物レンズ(単レンズの場合)  望遠鏡の対物レンズは現在ほとんど2枚以上のレンズを組み合わせた色消しレンズですが、望遠鏡が発明された当初や最近でも子ども向けの安価なキットなどでは単レンズが使われました。この場合両凸レンズよりも片方が平面の平凸レンズのほうが収差を少なくできますので、平凸レンズが(凸側を外側に)使われました。ガリレオが作った現存する天体望遠鏡も平凸レンズまたは極めて平凸に近い両凸レンズが使われているそうですが、回答者が1960年代に作った望遠鏡キットも対物レンズが単レンズの平凸レンズでした。当然色収差が目立ちましたが、一応月のクレーター(当時は火口と呼んでいた)や土星の輪が見えて感激しました。   2.望遠鏡の接眼レンズ(アイピース)  今はあまり使われないようですが、昔は「ラムスデン」という、平凸レンズを2枚凸側が向かい合うように並べた形式のものがありました。1970年頃の高校の地学部の部室にはこのラムスデンや、大小2つの平凸レンズを同じ向きに組み合わせた形式の「ハイゲン(ス)」など、今ではあまり見なくなった形式の接眼レンズが何個もありました。   3.文鎮を兼ねたルーペ  底が平面なので文鎮に好適です。

kaitara1
質問者

お礼

色々興味深いお話を伺えました。

  • FattyBear
  • ベストアンサー率33% (1536/4634)
回答No.1

あまり詳しくはありませんが、片面が平らな凸レンズは作る手間が半分になるかも。 組み合わせたレンズの場合、重ね合わせた時の厚みが薄くできます。 参考に、カメラのレンズのレンズ構成例の図を添付します。

kaitara1
質問者

お礼

なるほど。作る手間が減りますね。

関連するQ&A