- ベストアンサー
片面が平らな凸レンズの特別な使い方は
あるのでしょうか。一般の凸レンズではできないようなことがあるのでしょうか。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
その他の回答 (2)
- staratras
- ベストアンサー率41% (1499/3652)
回答No.3
「特別」かどうかは別として、実際に使ったことがある事例を紹介します。 1.望遠鏡の対物レンズ(単レンズの場合) 望遠鏡の対物レンズは現在ほとんど2枚以上のレンズを組み合わせた色消しレンズですが、望遠鏡が発明された当初や最近でも子ども向けの安価なキットなどでは単レンズが使われました。この場合両凸レンズよりも片方が平面の平凸レンズのほうが収差を少なくできますので、平凸レンズが(凸側を外側に)使われました。ガリレオが作った現存する天体望遠鏡も平凸レンズまたは極めて平凸に近い両凸レンズが使われているそうですが、回答者が1960年代に作った望遠鏡キットも対物レンズが単レンズの平凸レンズでした。当然色収差が目立ちましたが、一応月のクレーター(当時は火口と呼んでいた)や土星の輪が見えて感激しました。 2.望遠鏡の接眼レンズ(アイピース) 今はあまり使われないようですが、昔は「ラムスデン」という、平凸レンズを2枚凸側が向かい合うように並べた形式のものがありました。1970年頃の高校の地学部の部室にはこのラムスデンや、大小2つの平凸レンズを同じ向きに組み合わせた形式の「ハイゲン(ス)」など、今ではあまり見なくなった形式の接眼レンズが何個もありました。 3.文鎮を兼ねたルーペ 底が平面なので文鎮に好適です。
質問者
お礼
色々興味深いお話を伺えました。
- FattyBear
- ベストアンサー率33% (1536/4634)
回答No.1
お礼
こういうことがあるのですね。初めて知りました。