ジレンマか拒絶か
今日、広島は73回目の原爆記念日を迎えました。
原爆、原子爆弾の威力はすでに漫画「はだしのゲン」などで描かれて
いますが、広島市長や子供たちの声明にも盛り込まれていて凄まじい
光景が想像できます。
しかし、それは想像の世界であって現実に原爆の火に焼かれた人の
比ではありません。
人間は知力、研究心があってあらゆる物を作り出しました。
が、それを殺戮兵器に転用する愚かな行為もします。
ライト兄弟が作り出した航空機が爆弾を積み、空を飛んで敵国の上空で
投下する兵器になるなんて想像したでしょうか。
また、ダイナマイトを発明したノーベルは戦争でそれを使われたことに
心を痛めてノーベル賞の礎を作りました。
私は、こういう戦いの為の兵器作りに最先端の科学技術が使われることに
ずっとジレンマを抱いていました。
皆、学校で習う教育は人類の発展の為と信じて疑わなかったのです。
しかし、実際は戦争をやり、敵に勝つために高性能の兵器を作ることに
教育は使われています。日本は表向きそうではないことになっています。
話は変わって、「UFOは宇宙人を乗せてくる宇宙船だとしたら何の為に
地球にやってきているんだ」。とかトンチンカンなことを言う人がまだ
います。
それは、地球にある核兵器の数と威力を検証しに来ていると言っていい
でしょう。そのために毎年増え続けている核兵器を見に来ていると思います。
ここで、質問ですが。
高学歴の方たちは原爆、水爆を作る技術者になりたいですか。
また、核兵器は相手国を黙らせるために必要ですか。
そして、星間戦争になったら躊躇なく核ミサイルを搭載した宇宙船を作る
べきですか。
答えられる方だけで結構です。
それから、核廃絶を訴える方たちにも質問です。
もしも、核兵器を廃絶する国際決議がなされた場合、それを拒否する国に
よって日本と言う国が崩壊してもよろしでしょうか。
また、それは国に限ったことではなく星間戦争の相手、宇宙人に対しても
同様に地球が滅んでもよろしいと考えていますか。
どう考えていますか。