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核爆弾で遠くの車に影響?
全く知識が無いもので、このカテゴリーでよいのか迷いました。カテ違いであれば、悪意はございませんのでご容赦ください。 子供の頃(多分TVで。もう20年くらい前だと思います。)見た、核戦争の洋画で頭に焼き付いて離れない場面があります。タイトル等忘れたのですが、概要としては、核戦争が起ってってしまうんですね、それで核の冬が来て、主人公は家の地下室に潜ってしのごうとするも、皆死んでしまう・・・という内容だったと思います。 その映画の一場面なのですが、核爆弾が遠くの街におちたとき、主人公は街からかなり(数十キロ~百キロ単位であったと思います)離れたところで車を運転していました。ところが、突然走っている車のエンジンが突然ストンと止まり、それ以降エンジンがかからない、見ると遠くの街にキノコ雲が上がっているのが見えた・・・という場面なのですが、このエンジンが止まる、車が使えなくなってしまうということは核爆弾が破裂した時には現実に起りうることなのでしょうか?とすれば、どのようなことが起因して起こるのでしょうか? ちなみに補足情報ですが、映画の中では、他の車にも同じ現象が起っていました。また、主人公はアメリカの広大な砂漠の中のハイウェー(?)で走っており、キノコ雲が遠くに見えたのみで、主人公には爆弾による熱線等の影響はなかったものと記憶しています。繰り返しになりますが、20年以上前の映画だと思います。 素人質問で、また記憶もうろ覚えで申し訳ありませんが、宜しくお願いします。
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核兵器には従来4つの効果があるといわれてきました。一つは爆風、二つ目に熱線、そして三つ目が放射線です。これらは詳しくご説明しなくともお分かりだと思いますが、最後の四つ目にEMP効果というものがあります。 EMPは電磁パルスのことで、核爆発に伴ってこれらの電磁パルスが大量に地上に降り注ぐことによって、地上の通信機器やエレクトロニク機器のすべてや部品に損傷や機能低下を起こさせます。 これは爆発の瞬間と最後に起こる現象で、アメリカが統治していた太平洋上の島々の近くや空中で核実験を行ったとき、ハワイ諸島のほとんどの住宅やビルなどの電気が停電したことから、その効果が知られました。 このEMP効果は空中爆発の場合高度が高ければ高いほど効果があるとされ、最大で1万平方キロ、地上爆発でも50キロ平方キロに及ぶとされていますので、あなたがごらんになった映画での車が動かなくなったシーンというのは、この電磁パルス効果を表現したものだと思われます。 現在は核保有国の間では、このいわば副次的なEMP効果を使って、相手国の戦車や航空機、それに通信機器を使用不可能にさせるという戦術が組み込まれています。
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- Bubuca
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こんばんは こちらのリンクの記事のようなことを映画の中で表現したのだと思います。 http://www.nikkei-bookdirect.com/science/page/magazine/0410/nuclear.html しかし、この現象は地上での核爆発では起きないので、ちょっと違った場面を作ってしまったのでしょう。 同じ映画かどうかはわかりませんが、すべての車のエンジンが止まってしまってセルモーターを回すけれどもエンジンがかからない場面というのを見たことがありますが、きっとこの現象が起きるとセルモーターも回らないのかもしれません。 本当にこのような現象が起きるかどうかはわかりません。
お礼
回答ありがとうございました。 プラグなどがとんだり、バッテリーが干上がったりするわけではないのですね。 リンクいただいた現象が、地上で起こるとすれば恐ろしいことです。防ぐ手立てなんてなさそうですね。
- 400gamma
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私も核に関しては素人ですが、車に関しては玄人ですので考えてみました。 恐らく・・・核爆発(融合?)により電磁波のようなものが発生して電気系統に不具合を起こすものかと・・・。 車は電気(電子)部品が多数用いられております。爆風が届かない距離だったとしても、電磁波であれば届くかと思います。
お礼
回答ありがとうございました。 実は、私、プラグか何か、エンジンを動かすのに根本的に必要なものがやられるんだろうなと思っていたところです。 今の車は、エンジンさえもコンピューター制御ですよね。だったら、絶対動かなくなりそうですね。
お礼
回答ありがとうございました。 なるほどです。実に的確な回答で、納得しました。 ということは、実際に起こりうるということですね。