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エサキダイオードってツエナーダイオードのドープ量を増やしたものですか?
エサキダイオードについて教えて下さい。 これは特に絶縁体などを挟むなどした構造ではなく 単にツエナーダイオードのドープ量を増やすことで空乏層を薄くしたもののように思えるのですが、 これは合っていますでしょうか? たかがそれだけでなぜこんなに有名になるのかが分からないのですが・・・
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トンネル理論は理論の提唱のみで電極間距離が短いと接触が無くとも電流が流れる現象ですが 実証はされておらなかっただけでは無く整流の原理を説明する理論としては間違いであったのです トンネル走査顕微鏡は電極を極度に近づける事で流れるトンネル電流を測定します トンネルダイオードは不純物濃度を上げたら障壁の厚さが極度に狭くなった事で同じ原理で流れる と聞いております つまり後にトンネルダイオードが運良く生まれて整流理論としてでは無く トンネル理論のみ証明されたのです 理論提唱者(ロシアの学者とか)は年老いておりましたがベッドの上で認められた事をかろうじて聞く事が出来たそうです ですから 提唱されてから何十年か無視されて来たのです。
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- electron11
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エサキダイオードは半導体研究中 ドープ量を増やす実験をしていたら偶然見つかったと聞いております 不純物に燐を使ったのが初めてかどうかは知りません トンネル理論は整流の原理を説明する理論として幾つか提唱されていたものの一つであったとか 極性が逆であった事から 整流理論としては間違いであったそうです その後 江崎グループが実験の中で発見したのですが 不思議な電圧/電流特性を説明出来るトンネル理論と合ったのです 結果 新物理現象の発見と理論の実証でノーベル賞し トンネル理論は名誉回復した訳です トンネルダイオードは劣化の問題がありますが その他の応用にはトンネル走査顕微鏡があります
- tadys
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>単にツエナーダイオードのドープ量を増やすことで そうだと思います。燐を使ってドープ量を増やす事に成功したんです。 >なぜこんなに有名になるのか ショックレーが絶賛したこともあるのですが、 それ以外にそれまでミクロな現象で観測する事が難しいと考えられていた量子力学の現象が常温で1Volt付近の電圧で観測できる事に物理学者が飛びついた事も原因の一つです。 その後トンネルダイオードは使っていると劣化する事が分かって回路設計者はがっかりしたのですが研究者は研究テーマが出来て喜んだという話です。 今でも作っているところはあるようなのでそれなりに用途はあるのでしょう。
お礼
ありがとうございます。 一つだけお聞きしてもよろしいでしょうか? >燐を使ってドープ量を増やす事に成功したんです。 というのは、今まで燐をドーパントとして使われていなかったものを使う事でドープ量の増加に成功したということなのでしょうか? それとも何か特殊な方法を使うことで燐のドープ量を増やすことに 成功したという事なのでしょうか?
お礼
トンネルダイオードとトンネル走査顕微鏡の原理は全く違うと思います。 もしかしてトンネルダイオードが発見されるまではトンネル効果自体が実験的に行われていなかったということなのでしょうか? そういう意味でトンネルダイオードは脚光を浴びたのでしょうか?