法人税等の実効税率について
事業税について勉強していたのですが税金の算出に関して
課税所得×実効税率38.01%という式を見かけました。
内訳は課税所得に対する税率へと換算して
法人税25.5%
復興税2.55%
住民税率5.28%
事業税率7.55%
計40.88%
これを(1+0.0755)で割ってやることで38.01%を算出していました。
ここでなぜ1+事業税率で割る必要があるのかが良く分かりません。当サイトのみならず
web上で色々解説等調べては見たのですが理解できませんでした。
この税率が適応される場合で仮にではありますが
当期の課税所得が10,000と算出されたとします(前期の事業税を損金算入後)。
法人税で2,550円
復興税で 255円
住民税で 528円
事業税で 755円
計4,088円の税金負債が生まれると思います。
ここで、この755円が次の決算では損金算入され、つまりは来期の課税所得が少なくなるとして
来期 10,755(事業税損金算入前) 算入後10,000
法人税 2,742-2550=192
復興税 274-255=19
住民税 567-528=39
事業税 812-755=57
計307
なので将来税金が減る分を加味した今期の正味の税金は4088-307=3781となり
つまりは37.81%ということになるのかな、と計算してしまうのですが
どこのサイトをみても38.01%と書かれています。
私のとり違いをしている部分を指摘していただきたく、よろしくお願いいたします。
お礼
的確の回答有難うございました。 とても参考になりました。