ボディ強化

質問

よく格闘技の鍛錬で、中段や下段に技を受けてボディ強化の鍛錬としている練習がありますよね。自分もよくやっているのですが、あれで何故ボディ強化になるのかがよく分からずに行っています。
腹筋や太ももの筋肉が強くなる理屈を教えていただけませんか。
お願いします。

回答No.2

rastaman11

武道の場合でお答えします。

筋力の強さと打たれ強さは、同じではありません。

仮にあなたが最強の腹筋をもっていたとして考えてみます。

相手の打撃を腹にもらったとき、腹筋を締めた状態であれば、腹筋はその打撃に十分耐えるでしょう。では、打撃のエネルギーはどこに行くのでしょうか？

一部は相手に反力として戻り、一部はあなたの重心移動(=後ろに飛ばされる）のエネルギーとなりますが、大部分は腹筋の奥にある内蔵で消費されるでしょう。エネルギーの消費は、すなわちダメージです。

したがって、実際に相手の打撃の技を受けて強化しているのは、腹筋以外に内臓系も含めた全身の耐久力です。如何に相手の打撃のエネルギーを吸収、分散させるかという体術を習得していることにもなります。

文章で表現するのは難しいのですが、単に腹筋に力を入れるのと、相手の打撃に対応するために力を入れるのとでは、力の発揮の仕方が異なります。打撃に対応するには、打たれる瞬間、腹筋を中心に、背筋、足腰全体に力を込め、身体全体でエネルギーを吸収するイメージです。

打たれる瞬間にほんの少し、身体の角度や前後位置をずらす等のテクニックも同じ考えです。

あとはダメージに対する慣れ（＝心理的な耐性の強化）ですね。

打撃のエネルギーそのものを小さくする技術（体捌きや受け流し）、受けた打撃をエネルギーを吸収・分散する技術、最後にダメージに対する心理的な耐性の強化、の３つが実戦的な練習のポイントですね。

これらを習得するには、やはり実際に相手に打って貰うしかありません。打たれるのも練習のうち、というわけです。

回答No.1

tewpi

以前の回答のコピペで失礼ですが参考に。

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4610561.html

なお筋肉自体の肥大や増強の方法についてはダイエット＆フィットネスのカテで聞くといいかもしれません