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心臓への電気ショックの影響

心臓に電圧をかけると止まっていた心臓がまた動くようになるのはなぜですか? 正常に機能しなくなったペースメーカーに強い刺激を与えて、興奮に対するレセプターを再起動させるためでしょうか?

みんなの回答

  • nanagura
  • ベストアンサー率26% (12/45)
回答No.3

これは心臓という器官が特別なものである「自動性」を持っているためです。 心臓細胞を培養して作った場合、その細胞だけでも一定のリズムを刻みます。 心筋細胞は一定のリズムで自分で動くできることを「自動性」といいます。 さて、今回除細動装置を使うと、どうして心臓が動き出すのか? 心筋はもともと動いているものなのですが、ペースメーカー細胞とも呼ばれる同細胞によって制御されています。 興奮の伝道はご存知でしょうか? 本来人間は筋肉が刺激により興奮した場合、NaとKの電位差が生じ、ナトリウムチャンネルが開きます。 これによって電位差が生じるのですが、刺激の閾値というものを超えたとき、反応が得られます。 この刺激伝道は自分の細胞からつながっている細胞全てに、興奮を伝播していきます。 つまり、同細胞が興奮すると、その興奮が心臓の細胞に伝えられていき、全体がぎゅっと収縮し、弛緩する動きで心臓を動かしているわけです。 心室細動が起きている状態は、この同細胞からの刺激電波がうまく行っておらず、各細胞が秩序なくプルプルと興奮しあっている動きになってしまい、心臓全体で制御された興奮伝道ができなくなっているのです。 そのため、これを改善するために、電気ショックを流し、一時的に興奮を沈め同細胞からの秩序ある興奮を呼び覚まします。 そのための電気ショックです。 質問者さんの言うレセプターというのが、NaやKの事であるのならば、興奮後に無反応気があることはご存知かと思います。 制御を取り戻すため、というのが正しいかと思います

回答No.2

除細動ですよね。 ピクリともしていない心臓を動かしているわけでは ありません

  • new2009
  • ベストアンサー率61% (200/326)
回答No.1

電気ショックとは、除細動器による通電のことを指しているのでしょうか。 だとしたら、止まった心臓がまた動き出すことはありませんが…。

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