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冠詞についての質問です
タイトルどおりの質問なんですが、英語の冠詞と加算名詞不加算名詞について分からないことがあったので説明していただけたらと思います。私が気になっている単語はsuitという単語なんですが、私の読んでいる本で以下のような文がありました。 Suit must be brought at once against A.T.&T. 文の意味はわかるのですが、なぜsuitに冠詞がつかないのかが分かりません。一応suitについて手元にあった辞書(ジーニアス)で調べてみると bring [file, start] a suit against him (彼を告訴する) という表現がありましたがここではsuitにaがついています。また別の辞書(プログレッシブ)でもsuitにはaがついていました。 研究社の英和活用大辞典によるとsuitにaがつく表現以外に She declared she would bring suit against the Italian paper. enter suit in court file suit for divorce とsuitが冠詞なしで表されています。この違いはいったいどのように説明できるのでしょうか?最初の文でA.T & Tというのが会社かなにかの名前でここではその訴訟が一つ二つと数えるよりももっと全体的に抽象的に考えているから抽象名詞ということになって冠詞がつかないのかなぁ?などと思ったのですが、実際のところ良く分かりません。それにもしかりにここで加算名詞として扱い、aをつけるとか複数形にするとかしたら文法的に誤りとなるのでしょうか? 長い質問でしたが、どうかご説明よろしくお願いします!
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Gです。 冠詞の件で、一番大きな問題になったことがここアメリカで、私のここでの人生の一年が終わる寸前にありました。 その時の文章を書きますね。 That's one small step for man, one giant leap for mankind. これが今でも、そのまま、引用されています。 ただ、この文章を公に引用する場合は代わってきます。 その変った文章とは、 That's one small step for a man, one giant leap for mankind. なんですね。 これは、アームストロング宇宙飛行士が月面に人間として第一歩をふんだ時に言った言葉で、その頃のまだは十分発達していなかった電信技術が起こした問題と、今ではされているようですが、彼が興奮のあまり起こしたチョンボ、とも言われています。 とにかく、コの小さなaの音が地球に届かなかった事で、彼の英語力を問われた事は確かです。 aがあるかないかで、今の今でも、このことが言い伝えられているほどの問題なんですね。 あってもなくても、と言うレベルではないと言う事なんですね。 「自動詞+前置詞+名詞の自動詞+前置詞を他動詞のように考えるのと似ているように」といえますね。 文法的な理解が英語学を支配してきた日本での英語教育界で、言葉としての理解を持ち始めてもいいと思います。 単語を単語として、また、単語を辞書の産物として英語を習うのではなく、人が使う単語の持つフィーリングを土台にして英語を習ってもいいのではないかということでもあります。 >冠詞が必要でない時は音にしないということですよね? そういうことなんですね。 例えば、個人名詞には冠詞がつかないといいますね。 つかないから言わないだけのことなんですね。 文法でそういうからではないんですね。 >冠詞が必要でないときは冠詞がないから当然読まないということではないんでしょうか? 冠詞は冠詞と言う単語があるのではなく、便宜上、その単語を冠詞とよんでいるに過ぎないんですね。ある単語を使うと言う事は使う理由があるから使うわけです。 使わないと、意味が相手に通じないからなんですね。 aを使って、次に来る単語が可算名詞であることを示す、と言う説明は説明にならないわけです。 file a suitで訴訟申告を一枚(一件)すると言う事を示す為に、a suitというわけです。 suitsではないことを示す物でもあるわけですね。 I ate a hamburger.で一つ食べたのです。 I ate hamburgerではそのフィーリングが出ないですね。 Only I ate a hamberger. I ate only a hamburger.の違いを出す為に、「わざわざ」onlyを使うのです。 それを日本語では、「私だけが」「一個だけ」と日本語でそのフィーリングを出しています。 また、個人名詞も可算名詞と言う物になることもあります。 There are two Jacks(Jack's) in this class.といって、このクラスにはジャックが二人いる、と言う言い方をするし、The Tanakas(theがついてTanakaが複数になる)として、田中家(Tanaka family)と言う事も出来ます。 でも、文法では、例外として、意味あいによっては、という言い方を含めて(もちろん含めないでせつめいしてくれるひともいますが)この使い方を説明しています。 例外ではなく、それが一般人が使う使い方に過ぎないのです。 the suitがthat suitの発音を略した単語、とすれば、theが日本語の「その」の意味を持つ事が分かりますね。 最後に、日本語を習う時に、これほどまでに、文法文法といって、教えているでしょうか。 地方から出てきた人たちが、東京弁を習いたい時に、文法で勉強するでしょうか。 東京人が関西弁を習う(興味であっても)時に、どれだけ、文法を大事にしているでしょうか。 関西弁の「儲かりまっか?」をバラバラにしてここまでが動詞で、「まっか」とは云々、とは習いませんね。 File suit against AT&Tをなぜ、file a suitの例から、可算名詞、だからa等の冠詞がつかないのはおかしい、といって済まされるものではないと、私は感じるのです。 長くなりましたので、一応この辺で終えておきますね。私が言いたい事が伝わっている事を祈っています。 また、質問してください。
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一つだけ。この文は新聞記事などの見出しではありませんね? 見出しではなかったら先の回答者の方々のご回答に付け足すことはありません。 見出しだったら、このような省略は珍しくありませんので。 見出しは必要最小限の語数にするために、問題ない範囲で大幅に言葉は省略されます。 では。
お礼
この文は見出しではないです。 ですが、見出しが省略されるというのは 初耳でした。これからは注意して新聞 などを読んでみようと思います。 アドバイスありがとうございます。
- lequeos
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Suit には、単に法廷に訴えるという行動を指す意味と、自分の主張が正しいことを法廷で認めてもらう行為を指す2種類があるそうで(Websterによる)、まぁ日本語で書くと違いはピンと来ませんが、いずれにしても前者はcountable、後者はuncountableです。 いわれてみれば、ここで A suit must be brought 云々というと、やっぱり多少違和感があるような感じがします(そもそもmustが非常に主観的な義務感を示す言葉ですしね)。A suit WILL be brought なら何の違和感もないでしょうが。
お礼
回答ありがとうございます。意味が二種類あるといわれると使い方が違うのも 当然のことなんですね。残念ながら私の英語力ではまだまだ自力で 使い分けられそうもありませんが…私も違和感を感じられるように がんばって勉強に励みたいと思います。
- Ganbatteruyo
- ベストアンサー率63% (4601/7273)
アメリカに35年ほど住んでいる者です。 まず、file suit again A T & Tとして、違和感を感じないと言うのが本音です。 なぜか、と一応考えてみました。 文法では、「間違った言い方」「例外的な使い方」または、「抽象的な名詞の使い方」、さらに、「英語使用の変化」といろいろ説明すると思いますが、どうしてもそれだけではないように思えるんですね。 他の質問で、There isn't a day goes by that I do not think about you.と言う言い方のところでも、私なりの説明をしましたが、ここでも同じような言い回しをしているように思えます。 言い回し自体は新しい物ではないのですが、説明のし方を私は変えてもいいのではないかと信じるのです。 つまり、file a suitとして、「加算名詞」の使い方がこの単語は普通ですが、これをfile suit againstというような冠詞をつけないということで、抽象的に、と言うより、私は、あえて、file-suitと言う自動詞としての使い方になっている、と、これを使う場合、感じるのですね。 冠詞は大切な物です。 また、日本人などの冠詞と言う観念のない言葉をしゃべる国の人には、頭痛の種ですし、「聞こえない」と言う事にもなりかねません。 でも、漢詩が必要な時は必ず音にしていっていますし、冠詞の持つ意味はしっかりと使われているのが普通です。 ですから、 file a suitで一つの訴訟を起こす。 file suitesで複数の訴訟を起こす。 file suitで法に基づいて訴える。 と理解します。 これでいいでしょうか。 分からない点がありましたら、補足質問してください。 copyright 2003
お礼
Ganbatteruyoさん、 詳しいご説明ありがとうございます!There isn't a day goes by that I do not think about you.の質問のところとあわせて読ませていただきました。確かに後から文法を作ったはずなのに文法や辞書を絶対視して文章を考えるのは本末転倒ですよね。すっかり文法書に頼りきっていたので考えさせられました。file suit aboutで自動詞にするということなんですがすごく分かりやすいです!!抽象名詞だとか普通名詞だとかいろいろ分類していくとだんだんどっちにわけていいんだか分からなくなります。区切り方を変えているということで自動詞+前置詞+名詞の自動詞+前置詞を他動詞のように考えるのと似ているように思います?(関係ないでしょうか??) 意味に関しても大体しか理解できていなかったので“法に基づいて訴える”という訳をつけていただいて意味の上での違いがすっきりしました。
補足
ご説明のところで分からないところがあったので質問させていただきます。 >でも、漢詩が必要な時は必ず音にしていっていますし、冠詞の持つ意味はしっかりと使われているのが普通です。 ということなんですがそれでは冠詞が必要でない時は音にしないということですよね?冠詞が必要でないときは冠詞がないから当然読まないということではないんでしょうか?また冠詞の持つ意味というのがaやanはわかるんですが定冠詞になると分からなくなります。文法書は何度もよんでみるのですがtheを使うかaを使うか考えると分からなくなります。少し質問がそれてしまったかもしれませんが冠詞の持つ 意味についてご説明いただけたらと思います。
- murajunjun
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米国留学していたものです。 英語の専門家ではないので、正直自信はありませんが、 私はただ単純に、冠詞aの付け忘れではないかな、と思います。 (辞書だから、そんなことはないのかな、、、) オックスフォード、ロングマンを見ても、 suit、あるいはlawsuitは、可算名詞扱いです。 実際に、ビジネス法律のクラスを履修していましたが、 "bring a suit(lawsuit)という表現を使っていました。 それか他に考えられる理由として、ただ単に、使う人個人の認識の違い。 例えば、「日本ではこの単語の後は、絶対ofだって習ったのに、 forでも通じるじゃないかぁー」 ということが実際平気であります。aやtheをつけないでしゃべる人もいます。 個人個人の使い方次第で、どうにでもなる言語ですので(というと大げさかな?) それが辞書に載る場合に、矛盾してしまったのではないかな、と思います。 もしかしたら、suitといういう単語事態が、 あまり可算か不可算かということを意識させない単語なのかもしません。 ネイティブの人に聞いてみたいもんです。 ただ、私が自信を持っていえることは、suitは可算名詞だ、ということです。 複数形にしても、何も問題ありません。 (法律に関する論文の中で、3つの裁判を扱うケースあったので、suitを複数扱いしました。現役弁護士でもある教授が添削しましたが、まったく問題ありませんでした。) ちなみに、AT&Tというのは、米国の通信・電話事業をおこなっている、 けっこう大きい会社ですので、知っておいて損はないと思います。 お役に立てたかどうかわかりませんが、少しでも参考になれば、と思います。
お礼
murajunjunさん、回答ありがとうございます!なるほど、この場合は冠詞がないけれども冠詞をつけてもいいっていうことですよね?たしかに個人差といわれると、私も日本語についてだと意見が分かれることもあるということもあるのでなるほどと思います。 AT&Tは実在する会社だったんですね!初耳でした。そして勘違いしてました。ずっとATという会社とTという会社二つだと思ってました…(恥ずかしい)。 やはり文法書や辞書に書いてあることだけが全てではないんですね。 まだまだ冠詞は難しいものです…
お礼
大変詳しいご説明ありがとうございます。文法書や辞書にばかり 頼りすぎてた自分が恥ずかしくなりました。自分が日本語を使う 時を考えてみると確かにフィーリングの違いを出すために通常 日本語ではあまり使われていない使い方をしていることが多い のに気が付きました。日本語圏の私がそうするように、英語圏の 方が使うのは自然なことですよね。使われている少ない例文の 中から考えるよりも表現したい内容のフィーリングがうまく だせるように注意するように心がけていきたいと思います。