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刃の黒幕の軟化?

刃の黒幕#5000を使用して鉋の刃を研いでいるのですが、まったく鏡面のようになりません。 #1000のサンドペーパーをかけたみたいに曇っています。 購入してすぐには素人ながらも周りの景色が見える程度の鏡面にはなったのですが・・・ 説明書にもあるとおり、砥石の軟化かな?と思ったのですが(うまく研げないので 1時間以上研ぎ続けるのはざらにあります)軟化している状態がよくわかりません。 本来の研ぎ面が出ているか、軟化した面が出ているのか判断する方法はありますか? それとも納得のいく研ぎあがりになるまで表面を落としていくしかないのでしょうか? よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • hh-hh
  • ベストアンサー率63% (7/11)
回答No.3

はじめまして。 鉋ではありませんが、黒幕の#5000も使用しています。 結論から言うと、鏡面に砥ぐのは無理と思います。 但し、新品時は表面が荒れていないので、その後使っていく 段階よりも細かく砥上がる可能性はあります。 軟化に関してですが、職業的に使用される方で砥石を水桶に 毎日入れたままにする場合などは軟化する事があると聞いた 事がありますが、使用後に乾かしているのであれば、特に 心配は無いのではと思いますし、そもそも軟化したら砥上がりが 荒くなるというのは、理屈上疑問を抱きます。 私は包丁ばかりなので鉋の砥ぎに対してアドバイスするのは 適当な立場では無いのですが、砥一般で下記の点にご留意された 方が良いのではと思い、書かせて頂きます。 1.砥石の面直し 一時間も砥いでいれば、いくら減りの少ない黒幕でも中央が凹んで きていると思いますので、特に鉋では適度なタイミングで面直しを した方が良いのではと思います。 2.鏡面に関して 鏡面、本当に必要ですか? 鏡面=よく切れる刃とは限りません。 例え鏡面になっても、刃先が丸まっていれば本末転倒になって しまいます。 細かい刃がついている→見た目鏡面になっているという事は 言えるかもしれませんが・・・・ 3.どうしても鏡面にしたい場合 #5000→#12000→#30000 #5000→天然仕上げ砥(並)→天然仕上げ砥(細) の二通りがあるかと思います。 途中の番手を飛ばすと逆に時間を浪費しますので、鏡面との間に 1ステップ入れる方がオススメです。 最後になりますが、天然砥石で硬さを判断する一番の材料は 砥クソの色になります。 鋼を下ろした黒い色であれば硬く、砥石の色が混ざるほど砥石が 柔らかく鋼を下ろせていない状態になります。 これは黒幕でも同じで、例えば私のよく使う#1000であれば砥始め に少しクリーム色がでてその後真っ黒になっていきます。 もしこれがいくら砥いでもクリーム色がどんどん出てくれば、砥石が 軟化したと判断するかもしれません。 参考になれば幸いです。

mikkunr
質問者

お礼

詳しい回答、ありがとうございます。 最初は砥石の状態がよかった、というのがしっくりきます。 確かに見た目より切れ味なので、とりあえずこのまま仕上げてみたいと思います。 鏡面が欲しい、というわけではありませんが砥ぎ上がりの目安として刃先の光具合を見ていたので、それが急に悪くなったので何か問題が発生したのかな、と思い質問をさせていただきました。

その他の回答 (2)

  • rexxam
  • ベストアンサー率35% (430/1203)
回答No.2

はじめまして、刃の黒幕の#5000では、鏡面にはならないですよ。 私は#200、#1000,#2000,#5000,#12000を持っていて、#12000で仕上げれば、かなり鏡面に近づきます。 ただ、本気で鏡面にするには、#30000を使うか、他の方法(砥石以外)で磨き上げることです。 それから、刃の黒幕で鏡面にするにはとぐそ(研いだカス)は、こまめに洗い流す必要があります。 刃の黒幕は、印刷の無い面から使うように指示がありますが、少々使えば、いずれの面でも同じですよ。 刃の黒幕が軟化するのは、乾かさず濡れた状態で保管することによって、起こることが多いようです。 砥石選びについて http://www015.upp.so-net.ne.jp/toishi-erabi/index.html シャプトン刃の黒幕ラインナップ

参考URL:
http://www.shapton.co.jp/kuromaku.pdf
mikkunr
質問者

補足

すばやい回答、ありがとうございます。 かなり日にちがたってしまいましたが、よろしければお教え願えませんか? 質問にもあるように初めのころは鏡面とはさすがに言い過ぎですが、周りの景色が分かる程度には光っていました。 しかし、今はすりガラスというか艶消し加工をしたような状態です。 そんなものでしょうか?

  • Willyt
  • ベストアンサー率25% (2858/11131)
回答No.1

鋼の刃物を研ぐことによって刃が軟化することは絶対にあり得ません。少なくとも400度C以上に加熱し、徐冷しないと軟化は実現しませんよ。もし軟化したように見えたとすればそれは焼き入れが杜撰で、焼き入れの領域が少なくて研ぐことでその部分がなくなってしまったことが考えられます。軟化したかどうかは肉眼で判断するのはなかなか難しく、素人では顕微鏡で見なければ分らないでしょう。しかしその刃物を使ってみればすぐに分ります。軟化したものはもう刃物とは言えませんよ。

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