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インピーダンスマッチングとは?
- インピーダンスマッチングとは、送り出し側回路の出力インピーダンスと、受け側回路の入力インピーダンスを合わせることです。
- 入力インピーダンスがR+jX、出力インピーダンスがα+jβの場合、インピーダンスマッチングの条件はR=α、X=-βです。
- インピーダンスマッチングが成立すると、反射してくる信号を最小限にすることができます。
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信号源の出力インピーダンスと負荷インピーダンスのマッチングの話と 伝送線路(分布定数回路)のインピーダンスマッチングの話を混同しないで下さい。 信号源の出力インピーダンスと負荷インピーダンスのマッチングの場合は 負荷で消費する電力が最大になる条件です。 この場合は共役複素数をとることで負荷の電力が最大になります。 伝送線路の場合は伝送線路の特性インピーダンスというものがあります。 これをZlとします。Zlは複素数ではなく実数です。 信号源のインピーダンスをZs、負荷インピーダンスをZrとした場合、 インピーダンスマッチングしている状態とはZs=Zl=Zr になっている場合です。 Zlが実数なのでZsもZlも実数の時にマッチングします。 Zl=Zr は信号が反射しない、言い換えると送られてきた信号が全て 負荷抵抗で消費される条件です。 Zs=Zl は信号源から最大の電力を引き出す条件になります。 伝送線路のインピーダンスと負荷のインピーダンスがマッチングしていない場合には 伝送線路の信号源側から見たインピーダンスは周波数によって変化して見えます。 その様子はスミスチャートを用いることで簡単に示すことが出来ます。
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- ruto
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>Zin (入力インピーダンス)= Zo(出力インピーダンス)であればマッチングが取れているので・・・ ここで云うZ0は伝送路の特性インピーダンス(Z0)ではないのでしょうか。 Zin=Z0=Zoutなら整合します。
- soramist
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伝送線路は、R±jXの虚数部分が[0]になっただけの話で、何も特別扱いすることはないと思うのですが・・・(^_^;)
- soramist
- ベストアンサー率58% (163/278)
どちらも正しいです。(^_^;) 「共役複素数をとる」・・・そのとおりです。 (出力側がR+jXなら、これを受ける入力側は、R-jXになるようにします) その結果”回路上では”虚数部分が消去されます。 消去された結果、”同じインピーダンス(実数のみ)”になります。
お礼
忙しくて返事が遅くなってしまったこと、また、まとめての返事であることをお詫びいたします。 大変参考になりました。 皆さんの意見を聞いてよかったです。 ありがとうございました。