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短絡電流計算書からみる一線地絡電流の値は
高圧受電設備を新設すると電力会社から短絡電流計算書がでますがそこには B種接地抵抗の大きさ(最大値)が書かれています。そこで思うのですが 例えば50ΩとあればR(50)=150/Iで一線地絡電流は3Aと考えて良いのでしょうか。?それとも他に何か計算式があるのでしょうか?
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- z666
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回答No.1
基本的にはそれで正解です。 ちなみにこの150とは、高低圧が混触した時に、電位上昇を150Vに抑えるという意味です。その電位上昇は V=R(B種接地抵抗値)×I(1線地絡電流) であらわされます。 ただし、技術基準にもあるとおり分子は 150:基本 300:混触(地絡)時に、1~2秒以内に遮断 600:混触(地絡)時に、1秒以内に遮断 の3通りが考えられます。 近年は、配電系統や需要家のPAS~受電盤にCVケーブルが使われる部分が増え、結果として1線地絡電流が大きくなります。 するとB種接地抵抗値が非常に小さな値になるので、分子に300や600が使われることがあります。 これは電力会社の配電が、地絡発生時にどの程度の時限で遮断するかにより決まってくるので、分子がいくつなのか電力会社に問い合わせる必要があります。(営業では話が通じないので、高圧担当の技術部門をお願いします) ちなみに私が管理している機場の電力会社は、600Vで計算していました。
お礼
早速のレス、まことに有り難うございました。思っていた通りで大変安心又勉強になりました。これからもよろしくご指導の程お願いします。