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原油高の傾向と国際経済の因果関係について
年々と原油の価格があがり私達の財布を圧迫しているわけです。 この原油高ですが1990年代後半から急激に上昇し2000年に食い込むわけですが、その後一時期3分の1まで価格が下がりましたよね?それで幾つか質問なのです。 ・90年代末から2008年まで原油価格が上昇した主な国際経済的要因はなんでしょうか? ・また、一時3分の1まで価格が下落したのは何故でしょうか? 皆様の回答をお待ちしております。
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- bigorange9
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回答No.1
90年代から2008年まで上昇した理由 (1)米国経済の長期的な成長による原油需要 (2)中国やインド、ブラジルなどの新興国の経済成長に伴う需要の増加 (3)9.11テロ以後の中東地域の「地政学的リスク」による原油供給の減少懸念 (4)OPECによる供給増加抑制傾向 (5)投資ファンドの投機資金が原油先物市場などに流入し価格をつり上げたこと その後下落した原因は上記のほぼ反対です。 (1)米国経済が住宅バブル崩壊・金融危機を契機に低迷し原油需要が減った (2)世界的な景気減速で新興国の原油需要も減った (3)金融危機のあおりを受けて投資ファンドの資金が一斉に原油市場から撤退したこと ※ただし地政学的リスクはあまり変わっていません。
補足
なるほど、一見複雑そうに見えるものでも紐解けば単純な要因が絡み合っているだけなんですね。 箇条書きで分かり易かったです。有難うございましたm(__)m