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なぜ原油が下がると景気が低迷する?
- 最近回答で、ここ数カ月の株価の下落の理由に「原油が下がったから」を含めて回答する人がいます。
- 原油の下落が株価の下落あるいは景気の低迷につながる理由がわかりません。
- 間違っている場合には、その旨だけでもお答えください。 正しい場合には「原油の下落が株価の下落あるいは景気の低迷につながる理由」を教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
株式市場の動きは多分に”風が吹けば桶屋が儲かる”的な要素があるので、完全にはロジックだけで説明できませんが、私の理解は下記の通り。 アメリカでシェールオイルの開発が進み、世界でもっとも原油策靴能力のある国となった。更に開発の余地があるため、そこに投資家の投資が集まった。それがアメリカ経済のひとつの牽引役となっていた。 アメリカのシェールオイルを牽制するために、サウジアラビアを中心としたOPEC各国が原油の値段を下げた。結果としてある価格レンジを前提としてビジネス計画を立てていたアメリカのシェールオイル関連企業がダメージを受け、関連企業の倒産が相次いだ。またシェールオイルに対して行っていた投資の価値が上がらず株式市場にまで影響を与える様になった。他にもロシアや中東など原油輸出の比率が大きな国の経済や原油供給側の企業は原油安でダメージを受けた。 原油安によって、消費者側は恩恵を受け、景気にプラスにも働くが、世界的に消費自体が低調な時期で、マイナス要素を補えていない。結果、安いにもかかわらず原油が世界的にだぶついていている。更に、中国経済の不安や、イランの制裁解除によるイランの原油の市場参加によって、状況が改善する状況ではなく、投資家を慎重にさせる理由にもなっている。 こんな状況を一言で、原油価格が安いから株価が下がる、とひところで言っているのだと思います。株価は実態経済を反映するのが通例ですが今はかなり特殊な事がおこっていて、例えばアメリカも株価は下がっているけれど経済自体は悪く無いと言われているし、実際失業率もずっと減り続けています。現在は企業業績は株価による価値の変動も考慮して公表されるので、本当は景気がどれだけ良いのか悪いのかわかりにくい状況にあります。
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- DCI4
- ベストアンサー率29% (448/1540)
間接的外部要因として何かしら関係しているというような趣旨ですよね。いやぁ、そういう事じゃないと思うんですけど。 ★回答NO6 補足 そりゃまちがい かんちがいよ そりゃ 直接要因である 間接なわけないでしょ もうデーターにも 出ている 投資家は先読みしている 201603期の経常利益進ちょく 一例 景気敏感株 原油資源開発がお客様 原油消費の中国がお客様 コンセンサスより落っこちよ データーはいくらでも見れる IRは 開示義務だ 嘘言ったら 東芝みたいになる 以下新日鉄あたりを見ればわかる http://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php?action=tp1&sa=report&bcode=5401 http://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php?action=tp1&sa=report&bcode=6305 http://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php?action=tp1&sa=report&bcode=6301 いくらでもデーターは出てくる よろこんでるのは内需 生活関連株 だけ 短期思考のまぬけとなる 日本は資源国でない 技術サービス手間を海外に売って かせいで食ってるのが現実 内需比率が増えるきとは 日本没落よ あえていえば 原油は先物市場 主導といわれる 現実を材料に 先物投機が動くので 短期的に乖離があるだけ
お礼
ありがとうございました
- ga111
- ベストアンサー率26% (247/916)
アメリカ経済これまでかなり上がっていて、原油安がアメリカの実体経済にとって良いことだらけ、とはいえないらしい。要は何らかのきっかけ(アメリカ石油産業の業績の大幅業績悪化など)で、アメリカ株は実際にかなり下がっている。 アメリカ株が実際にかなり下がると、日本株はもっと過剰に下がる、日本の景気も減速。というのが実際かも。 このときは日本では原油安がプラスでも、それ以上にアメリカ株が下がれば、日本株も下がることは考えられる。
お礼
つまり間違った回答だったということですかね。 ありがとうございました
補足
ちなみにその人は、 ・原油価格の低迷 ・中国景気の後退 ・アメリカ景気の後退 の3点を挙げていました。 原油価格低迷が、アメリカの景気後退につながるのはいいとして、その2つを原因として挙げちゃおかしいですよね。で、「原油価格の低迷」は日本には直接的には影響を与えていないということですかね。
- asuki07
- ベストアンサー率25% (34/136)
今の日本の景気後退には原油価格下落も株価下落も直接的には関係ない。 日本の景気後退は政府による消費税増税など様々な緊縮財政政策を行った結果から。 過去20年の失敗と同様に、積極財政政策でちょっと景気が良くなると「日本の借金が大変だ~、このままだと破綻する~、だから緊縮財政」とやってせっかく戻ってきた景気の好循環を叩き潰すという流れ。日本はこんなことを過去20年に渡り繰り返し続け、またそのバカを行った。 現在の株価下落は直接的には円高ドル安によるもの。ドル安(=円高)になると輸出企業の利益が円建て(円で換算)で大幅に目減りする。日本企業の決算はもちろん円建てなので、これにより株価は下落する。また円建てでの業績悪化分は株主配当減、社員給与減、税支払い減という動きになる。
- asuki07
- ベストアンサー率25% (34/136)
- asuki07
- ベストアンサー率25% (34/136)
- gib45
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質問者さんの言うように原油が下がれば通常は景気の低下には 結びづらいです。 単純に三つの要因が原因と私は考えてます。 一つは世界規模での原油安の影響。 残り二つは同時に起きた株への影響です。 ひとつが急激な原油価格低下で在庫の処理で赤字を出す企業が増える。 急激な変化は利率が下がるので人件費などの見直しが必要になる。 単純な例ですが現在までに100リッター販売にて1人分の時給を賄えてたのが 150リッター販売しないと採算が取れない。 需要が大きく増加もしないので販売数で補うこともできない。 設備などの管理費も直ぐには原油低下による値下げ影響がないので 単純に赤字が増える。 これは時間経過である程度消化できる問題でしょう。 ここからは原油が原因ではなく同時進行の問題点です。 もう一つはドイツ、中国などが原因です。 中国、ドイツが未曾有の経済危機に陥ってるのはご存知と思います。 その損失を埋めようと所持株などを精算したので株の低下に繋がりました。 中国だけであれば米国金融などは撤退し予測してましたが新たにドイツ銀行の破綻が 心配されています。 これは欧州の全銀行の危機とも言えるので世界中の株価にも影響を与えてます。 ドイツ銀行の債務不履行は約25%。金融投資額は6京とも言われてます。 なぜか日本のニュースではあまり話題になりませんが、興味あれば調べてください。 最後にミニ氷河期です。 現在地球は温暖化だと言う人がいますが温暖化とミニ氷河期は別問題になるので (最終的には地球環境に繋がりますが)ミニ氷河期との前提で書きます。 中世での飢餓、飢饉でご存知のように到来しようとしてます。 新しく公表されたNASAの映像にて太陽のフレアなどの状態が確認できます。 温暖化(中国、インドの炭消費)の影響もあり、予測しにくいですが食糧難となれば 半世紀近く続く可能性もあり従来の投資方法とは違った予測が必要になります。 予測出来なければ無理に投資はしないので貯蓄や今後を予測した投資に回されるでしょう。 結論として原油安と他の事情が同時に起きた為の現在の景気低迷でしょう。
お礼
ありがとうございました
- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
まず、どうして原油安が起きたのか? ということが重要です。 原油価格が実は、「先物価格」であることはご存知だと思います。 「WTIの価格」とニュースで言いますが、これは先物価格です。 つまり、原油価格とは、そもそもが「投機」対象なのです。 原油価格の低迷の引き金を引いたのは、色々あるでしょうが、 一つは、私は、原油投機の過熱と中国経済の低迷だと思います。 つまり、原油はますます売れる=価格が高くなると言うことで、 投機筋のお金が集まり、ますます高くなったところに、 中国経済の低迷というドライアイスがぶちまけられて、 一気に低下に転換した。 投機というのは、バブルのように、上昇するときは、 過度に上昇し、低下するときは、破裂するように低下する という極端な動きをすることがあります。 どうしてかと言うと、先物で損失が出た場合、現実に その穴埋めをしなければなりません。 穴埋めに何を使うか? このとき、穴埋めに使うだけの余裕資金があるのが普通です。 その段階で止まっていれば、原油安=エネルギーコストの低下 ということになり、景気上昇の引き金を引いたかも知れません。 でも、現実には何が起きたのか? 損失を補填する(穴埋め)ために、原油先物の売りを 促したのです。 つまり、原油価格の低下が原油価格のさらなる低下を招く という、実需要と関係のない、マネーゲームに陥って しまったのです。 これに拍車をかけたのが、シェールオイル潰しなどの 中東産油国の思惑です。 価格が低下したとき、「減産する」と言えば、原油需要が ひっ迫するかもしれないということで、価格低迷に 歯止めがかかったかもしれません。 現実には、減産しない。 なので、低下に拍車がかかったのです。 これが「マネーゲーム」なのです。 こうして、原油価格の低下は、まるで、バブル崩壊のように とことんまで、落ちてしまった。 こうなってくると、原油先物の損失を、原油先物の売りで補うという ことができなくなり、手持ちの資産を売って、自らの倒産を防ぐしか 方法がなくなってきます。 まさに、実経済とは別の部分で、マネーゲームが行われた結果、 株価の値崩れとなったのです。 株価が値崩れしたことで、企業は、将来への拡大や投資よりも、 今を生き残ることが重要になってしまったのです。 株価低迷で、要するに、企業の総資産が減ってしまったのです。 これが、景気低迷の要因の一つです。 もう一つ、エネルギー産業自体の低迷があります。 例えば、利益率が30%だとしましょう。 原油価格が100ドルの時は、30ドルが利益。 でも、30ドルの今は、9ドルしかありません。 もう一つは、エネルギー輸出国の景気低迷です。 ロシアは、すでに経済崩壊寸前とまで言われています。 つまり、エネルギーで潤っていた国への輸出で潤っていた 会社は、いま、とても大変なのです。 このようにエネルギー関連産業、輸出国の低迷があります。 このようにエネルギー価格の「下がり過ぎ」が、 実体経済に影響を及ぼしつつある、というのが現状だと思います。 つまり、実体経済は、何事も、ほどほどが良いのに、 時として、マネーゲームの方は、極端から極端に走って、 実体経済にも影響を及ぼす、ということです。 長くなりましたが、最後に「風が吹けば、桶屋が儲かる」的な話を一つ。 タンクローリーのメーカーのA社は、エネルギー価格が下がって、 産業が活発になり、エネルギー需要が増えると見込んで、 石油会社のB社にタンクローリー車の購入を勧めた。 ところが、B社は、 「とんでもない、わが社の利益は、5割も減った。 今より、倍売れても、今と同じ状況だ。 タンクローリーを購入するどころか、修理する金もない」と 言われてしまった。 このために、A社は、せっかくの好機だと思ったのに、 タンクローリーが一台も売れずに、逆に倒産してしまった。 こうして、日本からタンクローリーがなくなり、 石油があっても運ぶことができず、すべての産業が、 低迷することになってしまった。 ようするに、極端な出来事は、実産業にとって、 決して、良い事ではないということです。
お礼
すみませんが、回答文中に明らかな間違いや知識不足が多く参考にはなりませんでした。 ありがとうございました
- DCI4
- ベストアンサー率29% (448/1540)
原油の下落が株価の下落あるいは景気の低迷につながる理由がわかりません 国にとっては、どう考えても高いほうが経済にマイナスに感じます。 ★回答 景気影響はあると思っています・・・・◎ 原油安は日本にラッキーは嘘←これよ 日本の企業の主戦場は 輸出 現地生産 資源国は 大切なお客様 巨大マーケット 買ってもらえなければ 企業減収 日本はしょぼい内需しかのこらなければ終わりよ 企業が海外資源国に投資した資金も こげつきよ TVで よく内需広大でやっていけるので 内需広大と言うアナリストはまぬけ 日本は資源ない 工夫とサービス生産の手間技術力を海外に売って食ってる 内需比率が上がると 日本は沈没 もうすでに 企業減収は はじまっている 2015年後半 予想より落っこちよ IR情報で確認可能 まだすごく悪くはないけど よくない http://kabutan.jp/news/ http://kabuyoho.ifis.co.jp/index.php?action=tp1&sa=ranking&ex=up 企業業績先読みで 株価は6ヶ月先行して動く 投資家はつねに 悪材料をみて 予想して売りに入る 日本の生活者としては 原油安 円高 でお得な気分に 短期で ひたれるだけ 長期ではへたれる 賃金激減 雇用も減る 内需サービス業は 賃金安め デフレで増殖ブラック企業と バイト並の雇用となる 原油安は原油だぶつき 原油消費低迷であり 世界の消費減速を 示している 景気減速は 企業業績先読みで 株価は6ヶ月先行して動く 米株の企業は資源関連会社の比率が大きい とくに外人投資家が 儲からなくなると 日本株も落ちる 日本株の売買主体は外国人 日本人は少ない 車 電気機器 建設機械 鉄鋼 などなど みなおなじ 資源国がだいじなお客様
お礼
間接的外部要因として何かしら関係しているというような趣旨ですよね。いやぁ、そういう事じゃないと思うんですけど。 ありがとうございました
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
2点あります。 国内の利権産業、電力や石油産業は、原油の値上がりを価格に転嫁できる仕組みを作りました。そのため値下がり時(安い時ではなく、下がっていく時)には価格を下げねばならず、高値の時に買った(備蓄義務がある)分の損が出ます。割と巨額です。値上がり時と違って値下がり時は並行輸入業者と争わねばならず、備蓄分だからと高値で売ることは以前と違ってできにくくなっています(東電以外は。。。) 日本は資源がない分、先の大戦やいくつかの資源ショックで備蓄や代替資源の実用に力を入れてきましたから、意外とこの部分の影響は巨大です。太陽光発電なんて一気に吹っ飛びます。 輸出産業にとって、輸出先がお金がある理由は大概は資源です。買う原資が無くなれば売れなくなりますから。特にロシア、中国の天然ガスやユーロの北海油田など、アメリカのシェールは、昨年の価格でも売値が原価割れしてると言われてましたから壊滅でしょう。 今の経済が輸出産業に支えられているのだとすると、致命的なことになるかも。 最後に別の視点で。 環境やエコって、要は資源が高いから普及するんです。100円のガゾリンが仮に1円になったら、アメリカ人は低燃費になんて興味はなくなりますよ。そして、環境に配慮しなくていいクルマならどこの国でも今は作れます。 イカ釣り漁船にしても低燃費のLEDライトができたから日本漁船だけ採算が合う漁ができていましたが、また、いろんな国の船が日本海で操業するようになりました。 原油安って、根っこの部分でコモディティ化が進むってことです。技術の強い国が勝つ競争から、安く大量に作れる国が勝つ競争に変わります。 これ、中期的に見ると国産品の競争力が今以上になくなることを意味します。
お礼
ありがとうございました
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
何々があるから、必ず景気が上がるとか下がる、という ものではありません。 時の地合によって上がったり下がったりします。 石油価格の低迷には、プラス面もありますが マイナス面もあります。 今は、途上国の景気が怪しくなった、という 大きな地合がありますので、石油価格の低迷 のマイナス面が強く意識されているのです。
お礼
ちょっとあいまいで分からないのですが、つまり、「株価下落の原因に原油安を挙げる回答は間違いだ」というご意見ですかね。 ありがとうございました
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お礼
原油安でシェールオイル会社が倒産したからですか。 なるほど…、一応筋は通っているように見えます…。 ありがとうございました
補足
が、もしそうなら「原油安が日本株価に影響」ではなく、単に「アメリカ株価の低迷が日本株価にも波及」という説明で十分な気がします。 ちなみにその人は、 ・原油価格の低迷 ・中国景気の後退 ・アメリカ景気の後退 の3点を挙げていました。