測定時のノイズについて
こんにちは、熱電対を使用したときのノイズ除去方法を教えていただきたいです。
20年程度前のマシニング(5m×5m×5m)程度のものをつかっております。
そのマシニングを使用して金属を切削したときの温度測定をしようと考えています。
しかし、いざ測定を始めるとステージ及び主軸回転をすることにより、ノイズ(周期的に2,3mV~200mV)が発生してしまい測定値(15?V程度)がかくれてしまいます。そのような測定時のノイズを消すまたは少なくする方法を知っている方に助言を頂きたいです。
測定はマシニングの中に熱電対を置き、そこから1mほどの補償導電で測定器(オシロスコープ)までいれて測定しています(この銅線にノイズが乗っている疑いがあったのでアルミホイルで巻くなどしましたが効果はありませんでした)。
また、主軸およびステージからグラウンドは取っていますので、グラウンドの本数を増やしてもあまり意味がありませんでした。空間を漂うノイズのようなものを拾ってしまいます。
少し分かりにくい説明でしたが、2ヶ月ほど苦しんでおります。
良い助言があればお願いいたします。
すみません、書き方が悪かったようです。いくつか補足事項入れさせていただきます。
1)まず使用しているオシロスコープはLeCroy社製のデジタルオシロスコープ(WaveSurferXsのWS24Xs)です。
2)金属に付着させてK種や種の熱電ついでとるのではなく、削っている金属と熱電対との起電力で温度を取っています。ですので入力される信号は全て電流で出てきます。
また測定の仕方として、2種類試しています。
一種類は1CH(起電力が高いほう)と2CH(起電力が低いほう)をつかってCH1-CH2という演算としてグランド(クリップのついているメスのほう)を共通にして測定する方法です(これで擬似的に差動動作になるということでした)。
もう一つは、1CHのみ使用してオスのほうに起電力が高いほう、クリップに起電力の低いほうとしてそくていしました。
私は、前者のほうの測定で正しいと考えていますが確証は持てていません。
3)計測系を探したところ
NR500 (http://www.keyence.co.jp/keisokuki/pcdirect/nr_500/index.jsp)
NR2000(http://www.keyence.co.jp/keisokuki/stand/nr_2000/index.jsp)
の2種類をみつけました。
お礼
御回答有難う御座います。 時間が立てば、磁区が磁化前の状態に戻ってしまう ということですね。 磁路内に空隙が有る場合の方が磁区の戻り(脱磁)が 早いと思いますが、これはどのような理由でしょうか? 空隙の消費される起磁力が大きいのが原因だと思いますが、 それがどういう理由で、脱磁を早めるのか分かりません。 もし脱磁速度の理論・計算が記載されているWEBページを 御存知でしたらご紹介下さい。