あ、あ、
海軍は英国に、陸軍はフランス、普仏戦争でフランスがまけたらドイツ、という師匠の違いがありました。
で、帝国海軍では海外といっても練習艦隊の遠洋航海以外、連合艦隊の単位で外国に行ったのは青島、旅順くらいです。例外に戦艦比叡がカナダ西岸、重巡足柄が英国に行きました。
これは、国の護りの戦艦は外国に行かないほうがいいという考えがあったのと、燃料代がままならなかったためで、ブラジル建国100周年のとき、各国は最新軍艦を出したのに、日本は練習艦を出した程度で、教官が生徒に「みなはこの艦を長門(戦艦)と思え」といったとか。
あと、半年ごとに海軍も徴兵をしています。十六志、は昭和16年志願、十六徴、は昭和16年徴兵、で、志願のほうがやはり荒っぽい人が多かったそうです。
あと、陸軍は
「おれたち中国で苦労しているのに、海軍は遊んでいやがる」
海軍にすれば
「中国問題、ちっとも解決できないくせにダラダラ戦して、おれたち空母までだす羽目になった。渡洋爆撃などでとんだとばっちりだ」
という大問題もありました。