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ヤモリの習性に関して
ヤモリは夜に電灯なんかのそばに出てきて、集まってきた蛾などを喰ってますが、それって電灯ができてから取るようになった行動なんでしょうか? 明かりがない場所ではそういう習性は見られないのか気になります。
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ニホンヤモリは家屋に住み、野外にすんでいないところからおそらく過去に自然に、または人為的に大陸から侵入してきた帰化生物であろうといわれています。 ヤモリにもたくさんの種類があり、民家に適したもの、森に適したものなどいろいろです。 ただ、ニホンヤモリは「家屋に住み、野外にすんでいない」のが現状です。これから推論されるのは、元々、ニホンヤモリまたはその祖先は、他のヤモリと同様に森などに棲んでいて、昆虫などを捕食していた。「ヒト」の出現と共に、灯火に昆虫が集まる→餌が豊富→その場所に棲むようになる。と形態・生態が変化していき、人家に棲むようになった仲間は餌が豊富なため繁殖していき、野外に棲むものは条件が悪いので、繁殖の低下→絶滅した。このように考えられます。 あのー「電灯」ではなく「灯火」です。電気ではなく、松明や蝋燭などの明かりを考えなければいけません。 明かりのないところでの、森などで繁殖するヤモリの仲間は「夜行性」ばかりではなく、昼間に昆虫類を捕食します。
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- trick-eye
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すべてのヤモリが住家性ではありません。森林性のヤモリだっています。もともと森林性だったもののうち、適応力のあるものが、人の家に住み着き、楽にエサをとる習性を身につけたのではないでしょう。ゴキブリと同じですね。 私は奄美大島に住んでいますが、私の家にはオンナダケヤモリというヤモリがいます。沖縄などではより大型のホオグロヤモリが住家性になっているため、オンナダケヤモリは森林にとどまっていると聞きます。
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そういえばゴキブリも人の家に適応しちゃったんですね。 電灯の発明以前は炎の灯りだったんでしょうけど、焼け死んじゃう奴とかいたのかなあ。(笑) ありがとうございました
お礼
ありがとうございます。 ニホンヤモリって、屋外にはいないんですね。 松明って、近付き過ぎるとやばそうですが、そのへんどうなんでしょうか? 洞くつなんかの壁が明るくなったとこに出てきてたのかな。 いずれにせよ、わりと最近獲得した適応行動と考えられるわけですね。