[非行]親の目が届かない死角は増えた?減った?
親の目が届かない死角は増えているのでしょうか、減っているのでしょうか?
青少年の生活圏において親の目が届かない死角は増えているので青少年の非行の抑止が弱くなっているというような事を言う方があるサイトでいました。
ところが、最近本を読んでいたら全く違うと思われることが書いてあるのを見つけました。
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保育士精選過去問題集2015
栄養セントラル学院 (著), 汐見稔幸(東大名誉教授、白梅学園大学学長) (監修)
風鳴舎
251ページ
児童・青年・成人の発達的特徴
D 遊び場や遊び方、生活時間等の変化から、最近では見られなくなってきている傾向があります(質問者補足:学童期の中高学年び男子に見られるギャング・グループの事)。
現代では、いわゆる「秘密の隠れ家」「秘密基地」と呼びたくなる空地も少なくなりました。
また、仮にあったとしても、子どもを巻き込むさまざまな残酷な事件があることなどを背景に、子どもは人目に付かないような場所に行くことが少なくなりました。
加えて、子どものお稽古の数も増え、マンション住まいなども多く、好きに集まれる場所と時間が限られている理由もあるため、ギャング・グループは、最近では見られなくなってきているといえます。
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これは本の記述が正しいのでしょうか?
それとも青少年と学童期の中高学年では事情が違うのでしょうか。
ちなみに、本では残酷な事件があると記載されていますが、世の中の事件自体は統計上減っているはずです。