薩長同盟と大政奉還
「薩長同盟」と「大政奉還」に関する質問です。
坂本龍馬は「薩長同盟」と「大政奉還」を斡旋したとされていますが、これって変ではないでしょうか?
坂本龍馬の独創ではない、という意味での「変」ではなく(坂本龍馬の独創ではなく、数多くの人間の考えを元に行われたことは承知の上です)、この二つを斡旋するのは矛盾ではないか、という意味での「変」です。
薩長同盟は幕府の武力討伐のために結成されたものだと思いますが、大政奉還は逆に、幕府の権力を穏便に朝廷へ返上するものですよね。
つまり、この二つって真逆だと思うのです。
討幕のために薩長同盟に協力していた龍馬が、次は討幕ではない大政奉還に協力するというのは、私には「転向」に見えます。
龍馬は勝海舟を会いに行ったときに尊皇攘夷の考えを捨てていますから、「転向」はありえない話ではありませんが、散々薩長を振り回しておいて、土壇場で大政奉還に協力するなんて、何だか筋が通っていないようにも見えます。
これはいったいどういうことなのか、教えていただけると幸いです。
お礼
有難うございます。大政奉還の後なんですねぇ。 参考にさせてもらいます。 どうも有難うございました。m(_ _)m