- 締切済み
幕末薩長同盟について、
幕末薩長同盟について、 いずれも、桂小五郎の日記に依ります。 (1)薩摩藩名義での武器購入は、長崎で桂小五郎自身が薩摩藩の某氏に依頼した。 (2)同盟締結前夜、龍馬来訪翌日陪席。 と有ります。 (1)龍馬が斡旋した資料? (2)龍馬が夜半隆盛説得した資料? 正誤問いませんが、 小説以外の資料お願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- kouki-koureisya
- ベストアンサー率79% (182/230)
(2)「龍馬が夜半隆盛説得した資料」は、現時点では無いと思います。 薩長盟約に関する多くの本に当たってみましたが、見つけることができませんでした。 万策尽きてネットで検索したところ、次の論文を見つけました。 なんと!説得したであろうと“推定”できる史料はありますが、ズバリの史料はないそうです。 下記論文は、「(龍馬が)西郷を説いた。西郷は桂に会った。そして西郷の方から口を開いて同盟を語り始めたのである」という龍馬の周旋(西郷への働きかけ)の史料的根拠は何であろうか。」をテーマにしています。 https://mie-u.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=1605&item_no=1&page_id=13&block_id=21 三重大学人文学部文化学科研究紀要 「薩長盟約と龍馬伝説」(著者山岡 悦郎) 発行2013-03-30 関連箇所を抜粋します。 1.龍馬の活躍の史料的根拠として研究書でもよく挙げられるのは、木戸が明治になって書いた手記「薩長両藩盟約に関する自叙」である。盟約締結時における龍馬の活動を明確に記しているのはこの史料だけである(以下略) 2.木戸とは異なり、盟約や盟約締結時の龍馬のことについて西郷が何かを書き残したという形跡はなく、逆に龍馬もそのあたりのことは書き残してくれていないので、全く推測するほかはない。 3.帰る予定の桂が予定変更して、西郷と会った事実から常識的に判断して、龍馬が西郷に会って、何かを話したには違いない、と結論しています。 興味深い結論でした。